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職業実習生にドキドキ

今週1週間、中学校から実習生が来た。実習生っていう言い方であってるのかな?一週間一つの職場に行って、どんな仕事をしているのか体験してくるというもの。同僚のお子さん達はそういう研修はなかったと言うから、学校によるんだろうな。

今回来た子は、経営者一族の娘さん。一度も会ったことがなかったので、当日までドキドキしてた。と言うのは、1時間半ほど彼女に私の仕事内容を説明してください、と人事の人に頼まれてしまったのです。え?私が説明して、彼女が得るものがあるの?なぜ私にお役が回ってきたのか、全然理解できなかった。だって、デンマーク人が使うのとは全くと言っていいくらい違う「特別な」デンマーク語ですよ、私が話すのは、、。仕事の時は、お互い話してるテーマが分かって話してるから、相手も何とか私の言ってる事を分かってくれて、仕事上は一応支障はない。でも、移民の話すクセの強いデンマーク語に触れる機会が大人より少なそうな中学生にとっては、私の説明は苦痛や退屈でしかないんじゃないか、、と完全に尻込み、、。とは言っても、断る理由はないので、泣く泣く承諾。

なぜそこまで怖がってるかというと、小学生にコテンパにされてるから。子どもを学校にお迎えに行くと、同級生や上級生が遊んでる。息子の手前、その子達に話しかけることがある。すると、「僕英語しゃべれないから」とか「は?何言ってんの?」と激塩対応。(もちろん、英語で話しかけたりしませんよ!インターナショナルスクールならあり得るでしょうけど)あと、無表情の子も多い。こちらが笑顔で挨拶すると、ボソッと挨拶はするものの目をそらして完全な無表情。照れてるとか、恥ずかしいとか、挨拶されて戸惑ってるとか、そういう気持ちが僅かにでも顔に出てきたら理解できる。でも、全くの無表情ってどういう意味?怒ってんの?ウゼエってこと?以前、アルバイトで短期間だけ、同僚の中学生の娘さんが会社に来てたんだけど、この子も顔に筋肉がないのかと思わせるくらい無表情だった。国内一フレンドリーな人の1人だろうと私は思ってる人事の人にさえ、この無表情対応だった。何、思春期ってこういうものなの?日本でこういう表情で対応する子どもに会ったことがないので、本当にびっくりする。いや日本でもこれってたまにはあることなのかな?!もちろん、息子の学校、人懐っこい子や礼儀正しい子もいるので、まあ、色んな子がいるってことだけど。

そんなこんなで戦々恐々な思いで彼女が来る月曜日を迎えた。結果、全然フツーだった。大人ばかりいる場所に1人中学生が放り込まれてる状況なので、流石にテンションは低めだったけど、でも、パパの会社とはいえ、この状況で落ち着いてるのはすごいなーと思った。私がもし15の時に親の職場に行ったとしたら、きっと挙動不審だったハズ、緊張して。肝心の私の説明というと、それは語学的にはひどかっただろうけど、彼女はちゃんと聞いてくれ、質問もしてくれた。彼女の期待に応えれたかは分からないけど、取り敢えず、私のベストを尽くしたので私としては大満足。いや、ちゃんと事前に準備して説明の練習もしたんですよ、これでも。

こういう職業体験はいいなと思った、生徒にとって。息子の学校もあるといいんだけどな。いやー、これでやっと清々しい週末を迎えられるー!

(写真は先週末。珍しく快晴の日曜だった。結構葉っぱが落ちて、冬にましっぐら。でも、気温は比較的高い気がする。今年の冬も暖冬なのかな、、。)

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