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ドラマはこれからも。

ドラマはこれからだと信じたかった。
けれども、現実は厳しかった。

今年は開幕から散々だった。
矢野さんはキャンプ前日に今季で辞めると公表した。
開幕投手に決まってた青柳さんがコロナに感染して離脱した。
開幕投手は晋太郎になったけど、ヤクルトに逆転負け。
ケラーは期待に応えられなかった。
そして、開幕から9連敗。
最大借金16となり、最下位は確実かと思われた。
が、しかーし。
交流戦から上向き。
ついに借金返済。
もしかして、もしかして、
と思ったが、しかーし、
コロナで主軸がどんどん離脱。
Aクラス入りも難しくなった。
だが、最後の最後に、
ギリギリ3位となり、
クライマックスシリーズへ。
ファーストステージを
サヨナラ勝ちで突破。
だが、ヤクルトは強かった。

矢野さんの采配に対しては批判も大きかった。
どうして、そこでピッチャー交代しないんだろう。
どうして、代打?
などなど。
けど、決めるのは矢野さん。
わたしたちにはわからない何かがあるはず。と、信じたかった。
ドラマをつくっていく、って言ってた。
みんな必死で頑張ってる。
だから、非難する気持ちは全くない。
もう少し、あと少し矢野さんの野球を見たかった。

だけど、きっと無駄だったことなんてない。
だから、きっと、
ドラマは、まだ、終わってないんだ。
そう、信じてる。

矢野さん、おつかれさまでした。
そして、ほんとに、ありがとう。
みんな、来年も、頑張れ。
あたしたちも、ずっと応援してる。

2022年10月 
阪神タイガース 矢野監督退団

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