ぼくの北斗の拳の思い出

皆さんごきげんよう、買取ホムラの社長をやってるおぢと申します。
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買取ホムラは先月移転して、九段下、水道橋、神保町から徒歩3~5分っていう中間地点にあります。
京王線ユーザーのおぢは、九段下から歩いて通勤しています。

九段下といったらかなりのオフィス街なのでサラリーマンでいっぱいです。
加えて、今日は4月初営業日、武道館もあるので入社式で新社会人っぽい人で溢れています。

みんなピシっとしたスーツと清潔感のある髪型、少し緊張感と期待をもった希望に満ち溢れている素敵な表情。
晴天に咲く桜のもと凛々しい表情で出社する若者をみると、「いいねぇ、気合入ってるねぇ」なんて感心してたりします。
おぢは晴天による花粉で苦しんでいて、「雨降れよクソガ!」って内心思っていますが、今日は許しましょう。

そんな希望に満ち溢れたサラリーマンを横目に会社へ向うと、道中にミトヤ水道橋店というパチスロ屋さんがあります。
普段は死んだ魚の目をした人が開店並びをしているのですが(失礼な表現だったらすみません。)
今日に限っては新社会人のような希望に満ちた顔でおっさんたちが並んでいます。

そう、今日はスマスロ北斗の拳の導入日ですね。

言わずもがな北斗の拳はパチンコスロット史上ぶっちぎりで売り上げた台で、その継承機とメーカーが謳っているものだから、全スロッカスが期待しています。

おぢが会社員だったら絶対に今日は体調不良を言い訳に欠勤して、北斗の拳を打ちに行ってたと思います。
今週に限りそういう”体調不良”のサラリーマンはかなり多いと思うけど、多めにみてあげてほしいです。北斗世代代表としての意見です。

いまのスロキッズはわからないかもしれないけど、そのくらい初代北斗って思い入れの深い人が多い台なんです。
当時はホールの台が全て北斗の拳なんていう北斗の拳専門店なんてものも存在しました。

私は北斗の拳をみると友人のコウ君との想い出を思い出します。

コウ君は友達がなんかの飲み会につれてきた中国人の年下の友達で、さわやかでいつもニコニコして人懐っこい友達思いの面白いやつでした。
そんなコウ君を、何かのきっかけでスロ屋につれていき北斗の拳を打たせたらビギナーズラックでタコ勝ちして、TUCでいつも以上にニッコニコの笑顔でガッツポーズしてそれからドハマりした事を思い出します。

おぢとコウ君が仲良くなるのに時間はいりませんでした。
そりゃあ、新宿のスロ専門店悟空にいけば毎日顔を合わせるようになるんだから当たり前の話ですね。

おぢはお金がなかったから金利20%近い街金からお金借りて気合い入れて、今はなき新宿のスロ専門店悟空のモーニングをよく狙いに行きました。
モーニングってのは朝入店すると大当たりの状態の台が用意されてて、投資わずかでお金が数万増えちゃうわけわからんくらい太っ腹のサービスです。
それでもペイできちゃうくらい北斗は流行っていて、景気は良かったんだろうなぁと思います。
使っちゃいけないお金で打つ北斗は何よりも面白く、ラスト1000円でジャギステージに移行したときの高揚感に勝るものはないです。
原作は軽くしか読んだことないけど、シンとサウザーは大嫌いでした。

今はもちろんやらないし、時効だから言うけど、色んな店でモーニングが盛んだった時期、ホームレスを連れて抽選を引いたりして、店からバレて走って逃げたような時もありました。

今みたいな規制がない時代で、マイクパフォーマンスやイベント、広告、確定札で煽り放題の何でもありの時代でした。

私が朝一の抽選で良番を引いて先頭で入店、唯一「社長札」が刺さった北斗をぶん回したけど、うんともすんともせずお金が減り続けて胃が痛くなる。
隣の島の「部長札」が刺さるコウくんの台が大当たりを吹き続けて、夕方にはコウ君の「部長札」が「会長札」に昇格して、ブチギレた記憶もありました。
「社長札」って設定6じゃねぇのかよって。

コウ君はお人よしのバカなので、いつも負けてますが、たまに勝つとそのお金でおぢや友達に奢りまくっていたので結果的にマイナスになってました。
あの頃、コウ君がラオウを倒しまくって奢ってくれた安楽亭だか牛角のカッチカチに凍った牛タンとビールの美味しさは今でも忘れないし、小金持って舌が肥えた今でも美味しく感じます。

そんなコウ君は”初代北斗の拳”、”吉宗”から”北斗SE”や”押忍番長”に世代交代するタイミングで彼女ができ、音信不通になり、スロ屋で会う事がめっきりなくなり、その後もほとんど交流はなくなりました。
賭場で生まれる友情って何よりも深いですが、別れはあっさりしたもんなんですよね。

風の噂によると、実はコウ君の親は中国の富豪で仕送りが無限にあったとか、彼女は結婚前提で親から紹介された人だとか、コウ君の親はコウ君にギャンブルを教えたおぢに対して激昂しているとか、コウ君は本来もっと早く中国に帰る予定だったけど北斗にハマりすぎて帰国予定を伸ばしていたとか。

真相はわからないですが
そんだけ初代北斗には熱狂的なファンがいたってこと
たぶんコウ君はどこにいても明るくニコニコ楽しく過ごしてるってこと
は間違いないと思います。

もうおぢがパチスロホールに通い詰めることもないし、あれだけ大盛況だった新宿悟空も閉店して、4号機から6号機・スマスロへと時代は移り変わっていて、コウ君と会う事もないとは思うけど
また、どっかで再開したときにはスマスロ北斗の拳を並びうちして、ラオウを昇天させて、カッチカチに凍った牛タンとビールで乾杯したいもんです。

長々と、誰得でオチのない昔話を綴りましたが
ようは今週私はどこかでサボってスマスロ北斗の拳を打ちに行くという社員に対する意思表示です。
スケジュールに怪しい予定が入って、社内に居なくても暖かく見守ってください。

業務とまったく関係ない内容のnoteを書きましたが
うちのスタッフは買取に関するnoteをいま執筆しているようです!
来週あたりに公開できると思うので、乞うご期待を!
お忙しい中、読んでいただきありがとうございました!

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