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開拓の壁 第1回ミーティング Vol,4

概要

日時:2021年10月1日21:00〜22:00 Webミーティングツールを使用
参加者:全国各地の開拓クライマー7名 (内2名事務局) /MC1名

今回は第1回ということで、事前にミーティングテーマを選出。以下はその内容を文字起ししたものになります。今回のVol,4は第1回ミーティングの最終回となります。

ミーティング発言者の扱いについて

基本的にスレッドの発言順にABC…と割り振っています。固定はMCのみとなりますので、ご承知おきください。

テーマ『初登』Vol,2

前回に引き続き、初登をテーマにミーティングを行った内容を公開します。

課題名の悩みだったり

D:ラインのこともそうですが、ルートや課題の名称って悩みの種だったりしません?ボキャブラリーが足りなくて困ることあります。
F:やっぱりいい課題やルートには、それにふさわしい名前を付けたいし、場合によってはその土地にあった事柄にちなんだ名前をつけたりしてます。何というのかな、思いがつまってたりする名前もあったりしますよね。その延長というか、開拓者としてとか、初登者として、その課題名はやめてくれって思う事があります。
MC:というと?
F:例えば既存課題のLow Startやバリエーション的なラインを初登したとして、全く関連性のない名前を付けられると、何というかリスペクトされてないのかな…って感じたりはしますよね。
B:あー、あるよね。もうちょっと何か考えられなかったのかなぁって思いますね。

初登に問われるもの

B:そもそもとして、Low Startの課題って「それ、あえて登る必要あった?」っていうのない?
MC:とにかく一手でも下からって感じで登られたものと、下地の変化などの条件変化にともなってLow Startが自然な着想になるものと、いろいろありますよね。下地の変化があって、Low Start(SD)で初登した課題が僕にもあります。もっとも元のStand Startも自分の初登課題だったので遠慮することもなかったですけど。
また、初登者がそこからスタートするのは自分には無理だから、ある意味未完成だけどStand Startとして初登して、力のある後進に残されたプロジェクトとしてのLow Startもありますね。
B:そういう状況変化や後進へのプロジェクトなどで、自然に受け入れられる感じのものであれば特に気にならないけど、元の課題やルートがすでにある意味、完成度が高いものだった場合はやっぱりちょっと好きにはなれないですね。それこそ初登者の美意識に対してリスペクトが無いんじゃないかなと。
C:先ほどMCが言った一手ですらなく、「半手下から登ったんですけどこれって初登ですか?」って質問されることありますよ。顕著なガバからスタートの課題をあえて半手下から登って…それは流石にって思いますよ。もちろんレアケースですけどね。
F:やっぱりそれって「初登」っていうことに特別な価値を見出していて是が非でも初登したって言いたいんですかね?
A:初登ってそこまでの価値あるのかなー?
MC:逆のパターンで、オリジナルがSDだったりする場合でも、スタンドで登った方が良い課題だなって思う事もあったりしません?そういう時にはあえて自分の感覚でスタートしたいところから登ることもあります。もちろんその課題は登れたことにはなりませんが、個人的には満足です。
B:あー、あるある(笑)
E:そういうもやもやした課題やルートを自分で作ったり残したりしないようにいろいろ考えたりするよね(笑)
C:自分たちがそれをいつもできてる、って意味ではないですけど、やっぱりその意識はありますねー。
D:なんか、こうやって話していくと、結果的にというか結論的には、初登の方が気を使うのかも知れませんね(笑)
初登者って、もちろん最初にそこを登ったっていう楽しさや快感を得られるけど、反面、後から色々言われたり悩んだり困ったりするリスクがついて回ると(笑)
一同:爆笑
D:初登は楽しいけど、ヤラレますね!(笑)

謝意

MC:話は尽きませんが予定の時間を過ぎましたので、今日のミーティングはここまでとさせて頂きます。今回もありがとうございました!

開拓の壁 第1回ミーティング終了後

そのままWeb飲み会へ前回同様に移行。日付変更線を越えたあたりで一応終了となりましたが、数名はそのまま。。。
ご参加いただいた皆様、有意義なお話、楽しい時間、ありがとうございました!

記:開拓の壁事務局

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