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催眠の流れ(現象系暗示編)

前回の全体編では、自分が催眠をやる際の導入から解除までの大まかな流れについて説明しました。
今回は、本催眠の部分で、現象系暗示についての流れや内容などについて説明してみたいと思います。

現象系とは、テレビやYoutube動画などでもお馴染みのもので、手や足が固まって動かなくなったりするようなエンタメ系とも呼ばれるもので、一般的に催眠というとイメージされやすいことかもしれません。
自分の場合、他の催眠を依頼されても、初回はテストとして現象系の暗示をいくつか試します。(前回の記事参照)

自分がよくやる現象系暗示はこんな感じです。
ちなみに、分かりにくい専門用語などはなるべく使わないようにします。

・手や足が固まって動かなくなる
・感情が変わる(面白くなる、悲しくなる等)
・感覚が変わる(酔う、手が敏感になる、感覚が別の場所に移動する)
・数字やワードなどを忘れる、分からなくなる

この辺は、他の催眠をやる場合でもよくやりますね。
さらに現象系メインの場合は次のようなものもやったりします。

・自分の名前や性別、年齢などが変わってしまう
・会話の語尾が変わってしまう(ニャンなど)
・物に魂が宿る(可愛がったり会話したりできる)
・時間停止(ストップをかけると無意識になり、ゴーと言うまでの記憶がなくなる→その間、時間が止まったような感じになる)
・今いる場所の景色や匂い、音などが変わる(視覚変化、空間移動)
・会いたい人が目の前に現れる、会話することができる

他にも工夫すればいくらでもできることがあります。
また、これらのうち、掛るものもあれば掛かりにくいものなどもあり、いろいろと個人差があります。
特に視覚変化については、掛る人の割合が低く、たまに成功する人がいるという感じです。
(ただ、見えているものが変わらなくても、別の場所にいるような感覚になったりはします)

本当は対面の方がいろんなことができるのですが、通話でも充分楽しめるので、一度は体験してみるといいと思います。
特に現象系の催眠では、不思議な現象がいろいろと起こるので、驚きという意味では一番体感できますし、催眠の面白さや凄さも感じれるでしょう。
(目から鱗が落ちるような、人によっては常識が少し変わってしまうくらいの驚きがあるかもしれません。)
催眠にかかったことがない人がはたから見たら、嘘や演技に見えたり、かなり不思議なことが巻き起こっているんじゃないかなと思います。笑

現象系暗示の場合、残念ながらひととおりやったらリピートすることはあまりない暗示でもあります。
(リピートの場合は、トランス系やエロ系が大半になります。笑)
本当は飲み会とか、少し人が集まってるときにやると盛り上がる催眠とも言えますね。

Kai@催眠

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