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シンニホン読書会を終えて

全6回のシンニホン読書会が先週終わった。
母親アップデートコミュニティ(HUC)のなつみっくす(シンニホン読書会アンバサダー)主催で、毎週土曜の朝に1時間半×6週間。約20名近くのみなさんとオンラインでご一緒させていただいた。

読書会までに毎週1章ずつを各自で読み進めて、当日はだいたい

・チェックイン
・章のサマリ発表
・グループディスカッション
・各グループディスカッションの全体シェア
・グループディスカッション
・チェックアウト

という感じで進んでいく。

なかなか分厚い本なので、ひーひー言いながら、なんとかみなさんについて行ってる感じだった。毎週とてもすてきな時間を過ごさせてもらったので、遅ればせながら自分への備忘とみなさんへの感謝をここに記録しておこうと思う。

◯どうして参加しようと思ったか
weekly ochiaiで安宅さんのお話を聞いていて、本を買ってはいたものの、目次だけぱらぱらーと目を通したきり、ずっと読めないまま机の上に置きっぱなし。自分一人だとなかなか手が出せずにいたけど、読書会なら締め切りがあるし、ひとりじゃないし、読める気がした。
あとは、元々HUC内でシンニホンの読書会が行われてて、みなさんの熱量がものすごかったので、機会があれば読書会に参加してみたいなーと思ってた。
そんなタイミングでなつみっくすが募集をしていたのを見て、参加することに。

◯読書会はどんな時間だったか
毎週1章を読み進めるだけでもなかなかたいへんで、だいたい金曜夜とか土曜朝にがんばって読んでました笑 自分で読むだけだと、なかなか全体像を捉えるのがむずかしかったりしたのだけど、毎週サマリを聞くことによってとても理解が深まった。回を重ねるごとにどんどんサマリもパワーアップしてく感じもあって、この時間は、みなさん本当にすごいなぁと感動しっぱなしだった。サマリの後は、該当の章を読んで気になったワード、深掘りしたいワードをコメント欄へ入力。うんうんそこ気になった、とか、え?こんな言葉書いてあったっけ?とかコメントはほんとに様々。その後は3,4人のグループに分かれてブレイクアウトルームで20分くらいディスカッション。この20分が、ほんとーにあっという間だった!参加されているメンバーのみなさんの個性がほんとに様々で、知識や経験が本当に豊か。みなさんの考え、経験を聞いているだけで学びが深まる。自分だけの理解=2次元単色だった世界が、一気に3次元になって色づく感じ。普段だったら出会えないような方のそれぞれの育児の経験だったり仕事の経験だったりはなかなか聞けるものじゃないから、そこのお裾分けをいただけている感じがとても貴重な時間だった。私の子供はまだ2才だけど、先輩ママパパたちから「うちの子はこの本で数学に興味を持ったよ〜」「娘が時計を読む宿題をしていたけれど、そもそも時間の概念について親子で話してみたよ」「コロナ自粛期間中シンガポールの小学校の対応はこんなだったよ」などの生の話が聞けた。20分のディスカッションが終わったら全体に戻ってきてシェア。それを踏まえてまたグループディスカッションで深掘りしてく。そして最後にその日学んだことを自分なりの言葉にしてチェックアウト。週によって、どこで盛り上がるかなどが違かったけれど、いつもなつみっくすの安定感満載のファシリがあったから安心して流れに身を任せられた。

◯シンニホン読書会全6回を終えての私のチェックアウト
ということでまとめてみようと思う。
まずは印象的だった言葉たちをノートから書き出してみる↓
※本に書いてあった言葉+読書会で出た言葉


データ×AIの時代。指数関数的な成長。ヒトにしか生み出せない価値の打ち出し、ヒトにしかできないこだわりや温かみの実現を目指していくことがビジネスの勝負どころになっていく。これからは「未来を変えている感」が企業価値になる。理想を妄想。原体験から課題意識。答えのない問いに向き合う力、ゼロからイチを生み出す力がこれから求められる能力。じゃまおじじゃまおばにならない。子供の異人化サポート。異人が解き放たれるよう価値観の変容と空間づくり。charmingの形成。マインドフルネスマインドレスネス。仕事=力×距離。個性を伸ばす。1つの答えがあるものについて答えるのではなく、1つの問いに対していかに自分らしく答えるかを求めたい。今こそ「科学・技術開発」に資本投下すべきとき。寄付文化。稼げるばばあ。SDGs×society5.0の交点。風の谷で育児.....

なかなか盛りだくさん。まだまだあるしあくまでもこれは一部抜粋。
読書会を終えて、これから意識したいことやりたいこと↓


・マインドレスネスになれるような原体験を大切にする。子供と一緒にキャンプ、山登り、魚釣り、釣った魚を食べる、ビーチクリーン、農業体験、などしたい。
・元々旅は好きで海外によく行っていたけど、こんな状況だし、少し落ち着いたら国内をもっと巡る。まだまだ知らない日本の良さがある。今の東京の暮らしから100%移住はできないと思うけれど、週末自然に触れにいくだけでも違うかなぁと。開疎化への第一歩。
・元々大学生の時から環境問題に興味があったのだけど、もっとちゃんと向き合ってみようと思った。これは読書会が終わった後、劇場に「風の谷のナウシカ」を観に行ってより強く思った。自分でも発信したり、発信している人のサポートをしたい。マインドレスネス(没頭)になれるような原体験から感じた課題意識をマインドフルネス(俯瞰)で認識、解決のために行動。

現状を知る。危機感を持つ。⇨じゃあ自分はどうするか?を考えた毎週土曜の朝。

安宅さんの日本を諦めない覚悟、そして読書会メンバーの前向きな姿勢にエンパワーメントされ続けた6週間でした。子供の生きていく未来を少しでもよくしたい。単純だけどそれが大きなモチベーションだから、これからも学び続けたいし行動につなげていきたい。

こんなにたくさんのこと、一人で本を読んだだけじゃ絶対に感じられなかった。
(そもそも読めていたか怪しい)

安宅さん、読書会を開いてくれて素敵な場を作ってくれたなつみっくす、そしてカラフルな知識や経験をお裾分けしてくれたメンバーへ感謝です。

みなさんの今後の活躍が楽しみだし、自分も負けないように前を向いていこうと思います。わたしは何者でもないけれど、だからこそそんな自分が感じ、動いていく意味があるんだと信じています。ありがとうございました!


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