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外伝 超私的スキッパーキ0


2012年4月には

さて、どこから書こう。
「自分の生活の中に犬」という意識が芽生えたのは、娘が年長さんになって「犬が飼いたい!」と言い出したとき。子育てと仕事に手一杯だった私にはまず無理だったんだけど、「犬、良いなあ。いつかは迎えたいなあ。」との想いが生まれました。(自分の犬歴史の方はそのうち機会があれば!と思っていますが、小学校の卒業文集には「将来の夢:盲導犬の訓練士」と残っています(^^))

好きな犬種→スキッパーキに至るまでの連想ゲームは「好きっぱぁき㉓」に描いたとおりで、実はその連想ゲームというのは2012年のお話で、そのときからスキッパーキと暮らすという妄想が始まったんだよね。

そこからスキッパーキについて調べ始め、実際に飼っている人のブログ等を読み、当時使用していたSNS内にスキッパーキのコミュニティを見つけ、「4年後ぐらいに飼いたいです。」と、まだ飼ってもいないのに脳天気なコメントをつけて参加したのが2012年4月20日。このときの4年後というのは、娘が小学4年生になっていて学童保育も終了。学校の授業が終わって家に帰ってきたら犬の留守番時間が8時間以内で済むだろうとの考えが一つとそこから一人で留守番をする娘のガードドッグというか室内番犬としてという考えが一つ、これらの理由から迎える時期は最短で4年後と考えました。2013年の新年の決意?がコチラ。

2012年度の手帳より

2016年3月

(ここからは、2016年4月に描いた日記を編集し直したものです。)
さて、イラストから1行であっという間に3年が経っています。(余談ですが、世間では2013年に、知る人ぞ知るスキッパーキの【マイ愛読】ブログ「駄犬的生活」が始まっていますw)
スキッパーキを迎えたら、あんなこと(ドッグラン)やこんなこと(アジリティ)を!という一般的?な妄想を4年ほどしていたものの、娘の「犬を飼いたい」熱も冷めるだろうから、現実にはならないだろうとも思っていました。が、意外にも娘の犬熱が冷める様子がなく、4年生になる一歩手前の春休みに「そんなに飼いたいなら、『犬の飼い方』のプレゼンをしなさい!」と言ったら、長いことかかって子どもなりのレポートを書き、ちゃんと発表までして、こちらはビックリ、参りました!の一言しかなかったわけであります(汗)。

当然、小学生に動物の世話ができるとは思っていなかったわけですが、自分のことは自分でできるようにはなってきたし、職場でも猫飼い人口50%に加え、犬飼い人口が20%くらいになってきたところで犬クラブ(←勝手に言ってるだけ)入部を勧められてきているし、娘にかこつけて本当は自分が飼いたいし!で、かなり本気になってきました。

とはいえ。
生後2~3ヶ月の仔犬の世話は、やはり、共働きの身には厳しいものがあります。なにより、仔犬がかわいそうであり・・・。
そこで、3月末に、ネット上でスキッパーキの売れ残り犬や繁殖引退犬の里親募集をしている大手ブリーダー(と思われた)に、そういった成犬を譲ってもらえないかとメールで連絡を取ってみたのです。しかし、待てど暮らせど、返事が来ずで(^^;)。直接、電話もしてみましたが、つながりもせず。
これは、縁がないぞ!と思いました。

続いて、生後4~5ヶ月くらいで譲ってもらえないか(しかも、その間親犬と一緒に過ごさせておいてね♡)と交渉するつもりで、生後2ヶ月のスキッパーキ子犬募集中のブリーダー2件に連絡を取ってみました。両方とも、仔犬は完売です!という返事。またまた、縁がないぞ!

こうして、妄想から始まった、娘が4年生になったらにスキッパーキを迎えよう!という行き当たりばったりな野望は、とりあえず2016年3月に敢えなく潰え去ったのでした。
また、ネットの「飼い主募集中」情報はこまめに更新をして欲しいと思った、2016年3月でもありました。

朗報?

4月になって、これはもう、次に産まれる仔犬を待つしかないのでは?と思い始めていたら、1件のブリーダーさんから「一歳半の成犬ならいるが・・・。」との連絡が来ました。

成犬!もともと成犬を探していたのだから願ってもない話!!
ところが、この成犬、詳しく話を聞くと、どうも一度売られていった先で虐待を受けた末の出戻りとのこと。そのため人間不信でベタベタされるのが嫌いな犬とのことでした。

さて、どうする?
もし、うちに猫がもう1匹増えるとしても、さほど悩まなかったでしょう。いや、飼う予定はないのだけど・・・(←とこのときは思っていましたw)。
最初で最後になるかもしれない犬が人間不信・・・。
まあ、ベタベタされるのが嫌いというのは猫飼いには向いているかもしれないが、シロートに扱えるのか?15年もあるんだぞ?

共に成長できるかどうか。
いや、成長するぞ!という「覚悟」があるかどうか。

職場で何人かに話を聞いてもらったら、口々に「そんなに考えて、犬を飼う人はいない!」と言われました。いや、そんなことはないでしょ。
「案ずるより産むが易し」?
まずは、その子を見に行こう!と決意しました。

決意したものの

一歳半の人間不信のスキッパーキに会いに行こう!と思ったものの、「人間不信」とは別に不安がもう一つありました。見に行くブリーダーさんの住所と「駄犬的生活」のスキッパーキさんの出身県が同じということを知ったのです。なんか、悪質ブリーダーと書かれていたような。
揺れ動く決意。(←それは決意とは言いません)

4月中旬、「駄犬的生活」の一方的読者であった私は勇気を振りしぼって、今で言うトコロのDMを通じて、ブログ作者さんに二つが同じ犬舎の可能性があるかどうか聞いたのでした。
そして、丁寧な返信をいただき、とりあえず、同じブリーダーではないことを知り、「親犬も見てください!」と言われていたのできっと大丈夫でしょう、ということで、GW始まりの4月30日に実際に見に行く約束をしたのでした。
(ちなみに、「駄犬的生活」の作者さんとは、後年別のSNS上で再会をしたのですが、それはまた別のお話。)

これが、海瑠に出会う前の4年間の経緯でした。

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