自閉スペクトラム症児の特徴と接し方

 自閉スペクトラム症児の特徴としては電車ではなく、電車の踏切や線路など限定的な部分にしか興味がないなど、興味の幅が狭い、スリッパが綺麗に並べられていなかったり、カーテンから陽射しが入り込むと気になってしまったり、こだわりが強い、当日の時間割変更や頼み事など急な予定変更に弱い、偏食がある、人に気持ちを伝えることなど人との関わりが苦手で、上手く気持ちが伝えられないと手が出てしまうことが主な特徴です。
 次に自閉スペクトラム症児の接し方について。子どもの興味に対しては否定することなく、共に楽しむことが大事です。子どもが「あの踏切大きくて音が面白い」と言ったら「○○君はこの踏切が好きなんやね!大きい踏切でカンカンやなくてコンコンコンと面白い音鳴るなあ!」など子どもの興味に共感し、さらにオノマトペを用いるなどすると子どもの言語表現が拡がりよりいいです。こだわりの強さに関しては寛大な心を持ちましょう。人に迷惑をかけるこだわりでなければ温かく見守り、スリッパをキレイに並べるなどきっちりとしたことが好きな子には「ありがとう。いつもキレイにしてくれて助かるよ」と伝えるとその子の自己肯定感が上がります。急な予定変更はなるべくしないよう、注意しましょう。予定変更するならその子が納得出来るような代替案、言葉だけでなく絵カードなどの視覚支援も重要です。自閉スペクトラム症児は聴覚より視覚の方が長けていると言われているためです。視覚支援は知的障害の子どもにも有効的です。自閉スペクトラム症児は偏食がよく見られます。一口頑張る、など約束をして、一口頑張れた場合にはうんと褒めるといいと思います。自閉スペクトラム症児の嫌いな食べ物は「食べ物」とは見えなくて「得体のしれない恐ろしいもの」に見えるのです。我々でいったら毒蜘蛛のタランチュラをあの見た目のまま食べろ、と言われるくらい恐ろしいものだ、と思って頂ければと思います。上手く気持ちが伝えることが出来ない場合は、手が出てしまった時は「殴る、蹴るはアカン!」と叱るのではなく、「〜が嫌やったんやね。嫌やで、と言葉で伝えたらいいんやで。でも痛いのは嫌やで。イライラしたらスーハースーハー深呼吸してイライラさんとさようならしようね」と望ましい行動を教えるのがいいと思います。もし、友だちとのやりとりで困っていたら、例えば、友だちがおもちゃで遊んでいるのをとってしまったら「貸してやね。貸して、って言うんやで」と気持ちを代弁することが重要です。
 自閉スペクトラム症児は周りの子どもと比べて悪く見えてしまいがちで、愛すべき存在なのに愛されにくいように見えます。しかし、スリッパを綺麗に揃えたり、約束を分かりやすく提示したら、約束を守ってくれるなど素晴らしい面もたくさんあります。私はまだまだ未熟で自閉スペクトラム症の子どもの気持ちにはまだまだ迫れておらず、勉強不足です。しかし、自閉スペクトラム症の子どものよさやしんどさを理解しようと、そして愛する気持ちは誰にも負けやん!という自信はあります。最後になりますが、子どもを我々大人の愛で満たしたい、これが私の願いです。最後までお読み頂きありがとうございます。

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