愚痴は麻薬のようなもの

昔からなんですが、僕は愚痴を聞かされることがすごく多いです。

おそらく、僕が一切否定をしないように話を聞くので、話しやすいのかな〜とか勝手に思っています。

僕自身も、その人の気持ちが軽くなるのならという一心で話を聞いていました。

それに、相手を否定しないのは聞く側もすごく楽ですからね。

しかし、最近どうもこの聞き方ってよくないと思うようになりました。一種の僕の自己満的な。

なぜかというと、現状は全く改善されないから。

さらに悪質なのは、その人のストレス耐性まで下げかねないということです。

例えば、こんな経験ないですか?

愚痴を話したら気分が楽になった。

けれど同じような場面に遭遇すると、さらにイライラするようになった。

僕も体験したことがあるんですが、一度こぼした愚痴を優しく聞いてもらった後って、自分を肯定されたような気持ちになりますよね。

だからなのか、同じような状況が起こると、よりストレスを感じやすくなります。

ですので、愚痴を聞くだけなのはあくまで対症療法にすぎないのかなと。

栄養ドリンクも、飲みすぎると耐性付いてしまって、飲まない日は逆にしんどくなったりしますよね。それと同じ感じかなって思います。

なので、最近はこれからどうしたいのか?改善策を一緒に考えてみない?という感じで話を聞くスタンスにしています。

その方がお互いにとって幸せですからね。

しかし、これからどうしたいのかをいきなり聞くのはNG。まずは相手の話をゆっくりじっくり聞くことが大切です。
ただ話すことでも、気持ちはかなり楽になりますからね。

とはいえ、意識はしていても僕もなかなか上手く実践できていないです。
備忘録として、書き留めました。

本当の意味で、相手の気持ちが考えられる人になりたいものです。


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