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7周年、ですって。

どうも皆さん、お久しぶりです。

ふとここを開いたら、何と私、noteに自分のページを持って、ちょうど7周年、だったとか。


ええ、わかってますよ、去年まで全然書いてなかったってことくらい……


そこへ持ってきて、ここ最近もまるで書いてなかったですし……


ま、不定期ゆるゆる更新ですが、これからもぽちぽち書いていきます。どうぞお付き合いくださいませ。


で、まあ春だし、じゃあ女神フローラの絵でも……と思ったら、


フランス近代絵画の父とも呼ばれる、ニコラ・プッサンの「フローラの勝利」が出てきました。あ、ヘッダーのフローラさまは、アルフォンス・ミュシャによるものです。


ま、たぶん、どっちかと言うと「フローラの王国」の方が有名かも。


ま、だけど、7周年ってことでめでたさが強めだから、何かに勝ったわけじゃないけれど、「勝利」優先で。


フローラさまが何に勝利したかはさておき(いいんかい)、


プッサン、結構「◎◎の勝利」を描いておられるんだということに氣づきました。


こちらは「パンの勝利」。パンってあれよ、breadじゃなくて、牧神の方ね。

踊りや音楽が好きな、上半身は人間、下半身は山羊のような脚。そして雄叫びをあげるとそれを聞いた者は混乱に陥ることから、「パニック」の語源ともなっております。

こっちは、「バッカスの勝利」。何かもう、飲みたいだけの人たちのように見えなくも、ない……(笑)


こちらは「ネプチューンとアンフィトリテの勝利」。アンフィトリテはネプチューンの妻となった女神。一説によると彼女は最初はイヤがったらしいんですが、


イルカをプレゼントされてコロッと態度が変わったとか、ネプチューンが隠れた彼女をイルカに探させて、見つけて連れ去って嫁にした、とか。


少々おっかないシーンのこちらは「ダビデの勝利」。旧約聖書に出てくる、ダビデ王がまだ羊飼いの少年だったときのエピソードね。


ペリシテ最強にしてやたらデカいゴリアテを、石ひとつ投げて額にのめり込ませて倒し、ゴリアテの剣で首を斬ってやっつけた、というシーン。


……とまあ、いろんな「勝利」の絵画を貼ってみましたが、


ニコラ・プッサンと言うと、現代で結構多くの人が知ってるのは、これかも?

「我もまたアルカディアに在りき」。「アルカディアの牧人たち」というのがタイトルですが、この墓碑に刻まれた「Et in Arcadia ego」というラテン語が有名に。


で、これが「レンヌ・ル・シャトーの謎」と言われる、諸々のミステリーにつながり、映画「ダ・ヴィンチ・コード」へと……


……って、あれ?


7周年がどうでも良くなってきちゃった(笑)

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