BPLS3 SDVX部門 各選手の印象 その1(APINA VRAMeS、GiGO、GAMEPANIC)

かいなるです。お久しぶりです。
1月からBPLS3が始まりますが、普段アリーナ等で戦っている・BPLS2で戦ってきた側から感じている各選手の印象・過去の思い出などを語っていければと思います。

全チームを1記事にまとめると大変な長さになってしまうので、まずは前半3チームから。


team APINA VRAMeS

全員継続も納得のメンバーその1。

1巡目:YU11(ゆーいち)選手

Twitter:@daikichitabetai
YouTube:https://www.youtube.com/@YU-mt7im

言わずと知れたthe 10th KAC優勝者です。
あらゆる大会で驚異的なスコアを残してきていますが、これについては本番で上振れするだけではなく、もし下振れしたとしても根本的な地力が高すぎて下振れに見えず強いという印象です。
BabeL~Next Story~ S-PUCrhythmology study S-PUCなど中速譜面に対して尋常じゃない程の精度力を誇り、最近はLV19でも歴代記録を出すなどEX SCORE界においても国内で1,2を争うレベルのプレイヤーで、活躍が期待されます。
2~3日に1度程度ありえないリザルトが投稿されるので、気になる方は彼のTwitterをチェックしてみましょう。

直近で彼の本番力の確かさを示しているのは以下の動画だと思います。
ぜひご覧ください。

対戦の思い出

彼と戦う時だけ苦手意識で調子が悪くなるように感じるプレイヤーも多いのではないでしょうか?私はユーザー大会で自分が投げた有頂天ビバーチェをPUCされたことと、天下一音ゲ祭のエリア大会でBlack Emepror[EXH]をプレーした時、先に私が5-0を出したのに同点で返されたことで苦手意識の塊になりました。勘弁して。

2巡目:KND*48TE(よばて)選手

Twitter:@yamashina_4810
YouTube:https://www.youtube.com/@yamashina_4810

高難易度、ソフラン、縦連と非常に隙のないプレイヤーです。
個人的に印象的なのはXHRONOXAPSULΞの日本最速PUCです。

こちらからもわかる通り、高密度・高速の譜面にかなりの実力を持っており、BPLS2ではS-CRITICALでの戦いにおいても非常に高い精度を発揮しました。
また、ソフランにも非常に高い耐性を持っており、BPLS2では彼が最もプレイした曲であろう混乱少女♥そふらんちゃん!!が猛威を奮いました。
その武器曲っぷりには1年でより磨きがかかっており、BPLS3でも多大な活躍が期待されます。

対戦の思い出

BPLS2の彼との試合で、彼にGame OverのアウトロでS-PUCを出されたのはそこそこトラウマになって後日S-PUCを出すまで粘着するきっかけになりました。

3巡目:PAPER.(ぺーぱー)選手

Twitter:@paper_kami_
YouTube:https://www.youtube.com/@paper_kami_

BPLS2での二つ名が「狙うはS-PUC」であり、低難易度での精度には目を見張るものがありましたが、オフシーズン中にメキメキと地力を上げインペリアル 3(※VF22.000)を達成し、LV18・19の難しい譜面でも着実にS-CRITICALを出す力をつけている印象があります。

紙くんへ 抜かさないでください かいなるより

奇跡的によく光ってもMarielle1桁は出ないのよ

team GiGO

全員継続も納得のメンバーその2。

1巡目:--H.R.--(蓬莱:ほうらい)選手

Twitter:@hr_haruka
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UC6AejI0IpJ_RDyVfmZms1rQ
おそらく大会において最も実力を発揮するのはこの男ではないかと思っています。
大会への参加数はもちろんのこと、ノスタルジアのKAC優勝を筆頭に実績も多く残しています。
彼が大会で調子が悪そうにしている姿を見たことがありません。
彼がレギュラーステージにおいて先鋒戦(MEGAMIX)で出場するときはつまみ譜面を多く投げられていた印象がありますが、苦手を攻めるというよりはつまみ以外を投げても勝ち目が薄いことが第一の理由として考えられると思います。

普通の人はそういうことはないよね

対戦の思い出

彼とはセミファイナルの副将戦で戦い完膚なきまでにボコボコにされましたが、今まで大会で彼と1:1で戦った記憶はなかったので嬉しかったですね。ただ、文字通り相手のフィールドだったので、次はもう少し自分のフィールド寄りで戦いたいです。

2巡目:SIRON.(しろん)選手

Twitter:@sirorooon3
YouTube:https://www.youtube.com/c/sironchannel

段々本当のマシーンに近づいてきている気がする選手です。
精度力が尋常ではなく、アリーナで対戦すると彼の失点のほとんどはニアとエラーで構成されています。
基本的に毎日SOUND VOLTEXをプレーしており、日課としてリザルトを貼り続けていますが、初PUCにも関わらずほとんどのリザルトのCritical数が1桁であるという特徴があります。一体どうなっとる?
おそらくこの精度力は今までやってきた他の音楽ゲーム(GITADORA、REFLEC BEAT、jubeat)によって培われたものであり、ズレ・ハネ・判定の揺れなどにも正確に対応しています。正に音ゲーマシーンですね。
この1年間の練習によって初見力・ボルテ力も着実に向上しており、今シーズンは大将戦で暴れまわる姿を見ることが期待できます。

モンビジバンド初PUCで11個出す人見たことある?私はないです。
また、しろん選手は個別指導の活動も行っています。
現在は締め切っていますが、SOUND VOLTEXが上手くなりたい方は是非次回応募してみてはいかがでしょうか?

対戦の思い出

元々のやり込んでいた機種がSOUND VOLTEXではなかったため、大会の場で戦うことはなかったのですが、BPLで対戦が実現(タッグバトルですが)。
クロスカウンターを決めるという忘れられない戦いになりました。

3巡目:DPE(でーぷ)選手

Twitter:@dpe_meu
YouTube:https://www.youtube.com/@DPE-jq9ql

3巡目であることを疑うほどの基礎精度力を持つ選手です。彼に単発譜面で勝負を挑んではいけません。
低難易度に寄っているかといえばそういうわけでもなく、BPLS2にて、かねこ選手が投げた「Ghost Family in Graveyard」ではCRITICAL数ではかねこ選手に勝るという驚異的な精度を見せています。

当時のリザルト。CRITICAL18個・・・?


その精度はさらに磨きがかかっており、アリーナで対戦しても簡単目の譜面であれば大体CRITICAL5個以内に収められてしまうレベルになっています。

直近の印象的なリザルト。しれっとあげていますがこれめっちゃうまいです。

そこそこの速さの譜面ではS-CRITICALで捌かれてしまう。

対戦の思い出

BPLにて二度の対戦(タッグバトル、メガミックスバトル)となりました。
特にメガミックスバトルでは何を投げれば刺さるか全く想像がつかず、脅威でしたね。(副将戦であたりたかった)

team GAMEPANIC

BPLS3にて、唯一2選手の入れ替えを行ったチームです。私が抜けたので大幅な平均年齢の低下がありました

1巡目:KANEKO(かねこ)選手

Twitter:@chsdvx
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCEGnWfP5fyuX-OXPduVgjdA

BPLS2のドラフトでは驚異の5チーム同時指名を貰ったかねこ選手。
おそらくその最たる要因になったのは以下の動画ではないでしょうか。

この恐るべき本番での精度力・一発力は健在であり、度々「今日一発」と言いながら私では一生出せなさそうな高精度のリザルトがアップロードされてきます。
しかし、最も注目すべき点はその高い初見力にあるでしょう。
レベルを問わずS-CRITICALも通常スコアも極めて高い水準のスコアを初見で出してきます。
つまり、彼が覚えていない譜面で刺せるとは限らないという、対戦する側からすると恐怖以外の何物でもない選手です。

KACの最優秀楽曲の初見プレイは圧巻でしたね。

実力は勿論ですが、SOUND VOLTEXに関する活動にも力を入れている印象で、高難易度のPUC狙い配信、大会の開催(いつも協力ありがとう)、所属店舗への来訪など、様々な活動を行っています。

対戦の思い出

同じチームだったので当然BPLでの対戦はないのですが、女神杯ZEROでメガミックスバトルによる対戦が実現。アウトロ勝負までもつれ込んだのですが、綺麗に決められてしまいました。次は勝つ!!!

当時の対戦はこちら。

おまけ

去年GAMEPANICにはかねこが2人いた(CHCHI8.)。
今回読みやすくカードネームを「KANEKO」に変えたものの、KN5選手が「かねこ」と読めなくもないため、結局今年もかねこが2人いるらしい。

2巡目:KN5(けんご)選手

Twitter:@pianohetakuso
YouTube:https://www.youtube.com/@kn5kn5kn5

その二つ名の通り突然現れた印象が強い選手です。BPLS3にて最年少
日本国内でPUC人数が極めて少ないLV20の譜面の数々をPUCしており、鍵盤力はもちろんのこと、
KACでつまみが難しいXb10rを投げて350B1選手を刺すなど、隙のない選手です。
S-CRITICALの精度も極めて高く、週末の試合に期待がかかります。
なにより表に出ている情報がかなり少ないのが恐怖ですね。恐怖ですよね?味方で良かった

普通の人は最後でCRITICALが16個確定する譜面。その高い鍵盤力が伺えます。

3巡目:PURAIMU(ぷらいむ)選手

Twitter:@puraimu0715iidx
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCX7Ou_wDOiiz_w1pbaoGvsQ

女神杯ZEROで鮮烈なデビュー戦を決めたぷらいむ選手。
大会初参加ながら圧倒的な精度力でSIRON.選手を下したその姿は深く印象に残っています。アウトロのHarpuia[EXH]S-PUCは恐ろしかったですね。

譜面傾向のカバー範囲の広さも印象的です。
いつでもS-PUCまたはそれに準ずるスコアを出せる譜面を複数持っており(どういうこと?)、単曲はもちろんのこと、メガミックスバトルで猛威を奮っています。その結果、第11回(メガミックスバトル)のバトルランキングでは1位を達成。
特に大会のような万全に対策して挑むような環境でのメガミックスバトルでは当たりたくないですね。

BPLのレギュラーステージのほぼ全部じゃん

おわりに

前半3チームの選手を見てきましたが、BPLS2に参加した選手は全員が大幅な成長を、新規参戦選手は指名巡が間違っているのではないかと思わされるような実力を持っており、BPLS3の試合が大変楽しみです。
後半もなるべく早く投稿できるようにしますので、もうしばらくお待ちください!

今週末の試合は生で観戦可能なので、こちらもぜひ!


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