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BPLS3 SDVX 第12試合の"""異次元さ"""を語る

個人的に最も放映されてほしかった試合の一つである第12試合が本日放映された。

注目の対戦カードは当然、350B1選手 VS STR選手である。

LV17・18というフィールドにおいて、今日本人で最も強いと思われる2名による対決

350B1選手について

別の記事でも書いたように、日本人1位のVFを持っている実力者である。しかし真に注目すべき点はそこではなく、どんな曲でも圧倒的なEXスコアを叩き出す精度力の方であると思っている。
有名なところではDivine's Bugscriptの歴代記録に始まり、XHRONOXAPSULΞ(EXH)、SuddeИDeath(EXH)、Xronièr(EXH)など、LV18 PEAKといえばこれと言わしめるような楽曲の数々で歴代記録を所持している(orしていた)。

STR選手について

異界ではジャンル:PEAKのような譜面が多数あるようで、その力が遺憾なく発揮されており、先ほど挙げたXHRONOXAPSULΞ(EXH) MAX-2(現在の歴代記録)に始まり、他にもMAYHEM(EXH) MAX-0(S-PUC)、NOT YOUR IDOL(MXM) MAX-0(S-PUC)など、PEAK譜面において異次元級の自己ベストを所持している。

改めて大将戦のテーマを確認してみると・・・

PEAKである。
これで期待するなという方が無理だ。

先鋒戦について

PEAKの申し子のような2名による対戦、決して相性がいいとは言えず、お互いにPEAKを投げるのは避ける可能性も考えられたが、

  • Ice Fortress(MXM)

  • NOT YOUR IDOL(MXM)

しっかりとジャンル:PEAKにおける最難曲が含まれていた。

Ice Fortressについて

説明する必要があるのはここだけ、BPM185の32分が降ってくる難所である。

私は押せません

この箇所について、350B1選手はBPLS2において初見でS-CRITICALで通過している。一方でSTR選手は第6試合の先鋒戦で投げたが9909593に収まっており(これでも十分上手いのだが…)STR選手の立場になって考えてもかなり嫌なはずだ。他の選手のスコアをおさらいすると、

  • REIK選手 9623304

  • PICOLTEX選手 9944751

  • XD*POTE.選手  9874434

である。筆者も何度もやったが粘着しても990k程度が限界くらいだ。
では今回のスコアを見てみよう。

S-PUCが炸裂

は?

NOT YOUR IDOLについて

区間ではリズムがよくわからない同時押しの連発の後、だんだん加速して超高速になる往復階段という先鋒戦の選曲範囲において限りなく最悪と言える配置が降ってくる。

最後はBPM155の32分になる

これが本当に最悪で、往復階段ということは認識が大体3つ区切りor6つ区切りになるわけだが、32分なので4つずつ区切らないとリズムを取るのが難しいのだ。

この曲も第2試合で投げられているので、他の選手のスコアを見てみよう。

9785911 VS 9682320

では今回のスコアを見てみよう。

9806629 VS 9930939

は?

MAYHEM事件

MAYHEMはBPM998の超高速曲だ。
容赦なく4分階段(BPM998の4分なので、BPM249.5の16分と同一)が降り注ぐので、精度を取るのが難しい。また、つまみの形も難しくミスが出やすい。

4つ4つなので刻みやすいとはいえ、普通は何個か出る

1個とS-PUC。普通は1個は100%勝ちである。

天穹のアルカナビット事件

天穹のアルカナビット(MXM)は、BPM280の8分・12分・16分が入り乱れて降ってくる超高難易度譜面だ。目立った難所があるわけではなく常に難しい譜面である。World's End(EXH)と同様、またはそれ以上の難しさを持っていると思って差し支えない。

3個と1個である。

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大将戦について

We Go Downについて


投げられた側としては嫌な顔になるに違いない

We Go DownはGITADORAシリーズ初出の楽曲であり、BPM230の16分乱打に始まり、覚えていないと厳しい配置、12分の高密度の難所、最後には二重階段と16分デニムが降ってくる非常に事故が起きやすい楽曲だ。
歴代記録はBOLL選手のMAX-2である(=S-PUCは出していない)ことを考えると、非常にスコアを出すのが難しい楽曲であると言える。

奥に見える二重階段。これが本当に速くて難しい。

この曲は、本番一発勝負ならMAX-15程度でも誰にでも勝てると思われる。

MAX-8 VS MAX-4

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Bl∞min'について

アリーナでSTR選手にこれを投げられたらゲームセンターから帰る

Bl∞min'(EXH)は、BPM234の16分往復階段に始まり、段々加速していく速度変化も搭載。非常にスコアを出すのが難しく、一発勝負ならMAX-30も出ていれば及第点だろう。

BPM234の16分往復階段は光らせるのが難しい(当然)

試合結果は、MAX-15 VS MAX-15となった。

「0」が上に見えている状態。最後の単発ゾーンの緊張感は計り知れない

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新曲について

まだ楽曲が配信されていないので譜面についての説明は省かせていただくが、少なくともMAX-20もMAX-32も初見で出るような譜面ではない

350B1選手の底力を見た気がした

そりゃこんな感想も出てくる

感想

10年後を先取りしたような、しばらくこのレベルの試合は出てこないのでは?と思わされる出来の試合だった。このような素晴らしい試合を見せてくれた両選手にただただ感謝である。

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