kaikun_yuma

名前: Yuma Kumei 出身: 大阪府箕面市 役職: 株式会社Bantic 代表取締役 趣味: 海外旅行、人と話すこと、キャンプ、読書 予定: 2025年インドネシア移住 元公務員です。 食や貿易に関するビジネス、社会問題などについてのためになる記事を書いています。

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名前: Yuma Kumei 出身: 大阪府箕面市 役職: 株式会社Bantic 代表取締役 趣味: 海外旅行、人と話すこと、キャンプ、読書 予定: 2025年インドネシア移住 元公務員です。 食や貿易に関するビジネス、社会問題などについてのためになる記事を書いています。

最近の記事

砂糖危機?!(読切2分半)

1. 砂糖の価格が上がる理由 ここ数週間で、砂糖の価格が上昇しており、これからも値上がりする見通しです。 主な理由は、需要が高いのに市場で手に入る量が少ないことです。 また、燃料として使われるエタノールの生産が増えていることや、世界の一部の国で税制の変更があったこと、そして海外の国々からの需要増も関係しています。 2. 天候が与える影響 気象当局は今年の雨の量が平均的だと予測していますが、一部で天候の影響が心配されています。 特に、どの地域でどれだけ雨が降るかが作物に

    • BRICS穀物取引所が変える世界の食料市場:制裁回避と安定供給への新たな挑戦

      この記事はBRICS諸国(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)の立場からの意見や分析です。 特にロシアにとって、この新しい穀物取引所は、西側諸国の経済制裁を回避し、経済的な独立性を高めるための戦略的な動きです。 この取引所を理解することで、日本に住む私たちも世界の食料市場の変動に対する洞察を深め、 将来的な食品価格の安定や供給確保のヒントを得ることができます。 1. BRICSの新しい穀物取引所とは? BRICS諸国は、自国通貨で穀物を取引できる新しい穀物取引所

      • 気候変動と貧困がもたらすマダガスカル南部の現実(読切3分)

        1. 干ばつの中で生きる人々 近年、マダガスカル南部は深刻な干ばつに見舞われています。特に雨不足は著しく、国連はこの飢饉を「気候変動によって直接引き起こされた世界初の飢饉」と位置づけています。 シオンベという小さな町では、住民たちが川底を掘って水を探す日々が続いています。 70歳のレフェライも家族と共に故郷を離れ、町に移り住みました。 彼らはかつては雨を頼りに農業を営んでいましたが、降雨が止み、生活が行き詰まってしまったのです。 家族は全ての財産を売り払い、生き延びるためにこ

        • 食品ロスがビジネスに変わる!持続可能な未来への挑戦(読み切り3分)

          1. 食品ロスの現実と新しい視点 食品ロスは、世界中で見過ごすことのできない大きな課題です。 年間約13億トンの食品が廃棄されており、環境への影響や食料資源の無駄が深刻です。 しかし、その中で注目されているのは、これを解決策に変える新しいビジネスモデルです。 食品ロスを単なる「廃棄物」として扱うのではなく、新しい価値を創造する資源として捉えるアプローチが、今多くのスタートアップによって実践されています。 2. 技術革新による廃棄の予防 その一例が、食品廃棄を未然に防ぐ

          有機農法の真実と未来への提言:食と環境の新たなステージへ

          1. 有機農法とは?その魅力を見つける旅有機農法は、化学肥料や農薬を使わず、自然の力を借りて作物を育てる農業です。 これにより、環境負荷を減らし、土壌の健康を保つことができます。 食卓に並ぶ野菜たちは、見た目だけでなく、香りや味にも深みがあります。 そんな有機農法の魅力を知ると、「自然ってこんなに美味しいんだ!」と実感せずにはいられません。 2. スリランカの挑戦と教訓 でも、全てが順風満帆というわけではありません。 スリランカが100%有機農法にシフトしたとき、何が起こっ

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          インドネシア経済の安定と成長:高い購買力と海外企業の新たな挑戦(約2分)

          1. インドネシアのインフレは安定的に推移 インドネシア政府の最新の報告によると、同国のインフレ率は安定しており、特に食料品価格の変動が小さいことが強調されています。 この安定性は国民の購買力を下支えする重要な要因となっており、国民の日常生活にも好影響を与えています。 経済専門家は、この安定したインフレ率がインドネシアの経済回復を促進する要因の一つであり、国全体の経済活動の活性化にも貢献していると指摘しています。 2. 強い購買力が安定のカギ インフレが低水準に保たれて

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          インドネシア料理文化の魅力と可能性

          1. はじめにインドネシア料理は、その豊かな地理的・文化的背景から生まれた多彩な要素が融合し、独自の文化と魅力を持っています。 この記事では、インドネシア料理の歴史的背景や現代に至るまでの変遷について詳述し、特に観光産業における「食」の役割について掘り下げています。 多様な民族、豊富な自然資源、そして異文化との影響を受けて進化したインドネシア料理は、観光における大きな魅力ある国として注目されています。 2. 自然と歴史が育むインドネシア料理インドネシアは17,000以上の島

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          日本食は世界で予想以上に評価されている!(約3分)

          1. はじめに魅力的な日本食、その広がりと影響力。 日本食の海外進出は驚異的な成功を収め、多くの国で独自の文化と共に受け入れられています。 とりわけ寿司は、日本の美食文化を象徴するものとして、世界各地でブームを引き起こしています。 2006年から現在にかけて日本食レストランの数は7倍以上増えました。 この記事では、ブラジルを中心に、日本食の人気がどのように成長してきたか、そしてどのように文化的な影響を与えているかについてのリサーチがまとめられています。 この記事を読めば日本食

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          インドネシアの未来を変える!カリマンタン島への首都移転計画!(約2分半)

          1. ジャカルタの限界を乗り越える新たな一歩インドネシアの首都ジャカルタは、人口過密、交通渋滞、大気汚染、地盤沈下といった深刻な問題を抱えています。インドネシア全土の持続可能な発展を目指し、政府は果敢に首都をカリマンタン島へ移すという大規模プロジェクトに着手。果たしてこの計画がもたらすものとは? 2. 魅力溢れるカリマンタン島のポテンシャルカリマンタン島は豊かな自然と多様な生態系、石炭や天然ガスなどの資源に恵まれた地です。特に東カリマンタン州は既にインフラが整い、サマリンダ

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          インドネシアの急成長する輸出大国化—その真実と今後の展望🇮🇩(読切3分)

          1. はじめに私は2024年夏に食品専門商社を立ち上げました。 様々な国に注目してきました。 首都移転、人口増加、平均年齢29歳、豊富なエネルギー資源、様々な要素から、これから大きく成長していくであろう国がインドネシアだと思いましたので紹介します。 個人的にも現地に移り住んでビジネスを展開さしていく予定です。 日本はもちろん、世界中のビジネスパーソンたちが今、インドネシアという国に注目しています。その理由は簡単です。 インドネシアは今や、全世界に製品とサービスを送り出す巨大な

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          「食でつながる幸せ」を届けるGoldbellyの挑戦(約3分)

          はじめにスタートアップでの成功は難しい。 さらに、子育てしながら夫婦で経営となると、普通は無理だと思いますよね? パンデミックで注目を集めたGoldbellyを立ち上げたのは、ジョーとヴァネッサ・アリエル夫妻です。 ヴァネッサは共同創業者兼プロダクト責任者として、ジョーから「評価」もされる立場。 上司と部下の関係でありながら、家族であるってちょっとすごいですよね。 ビジネスで密接に関わり合い、しかも「家族」としてもワンチームである彼らに感動しました。 Goldbe

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