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Bandmerch 3周年パーティによせて(DAY編)

覚悟を決めて脱サラし、バンドマーチを起業してから早3年。
3年間濃すぎたので、まだ3年か〜という気持ちである。

BandmerchのTwitterではライブやポップアップでご一緒させてもらったアーティストやメディアをフォローしているのだが(漏れがあったらごめんなさい)、
今268フォローなので250近いアーティストとご一緒させてもらっているということになる。
しかも全部自分が好きなアーティスト。
こんなに幸せでありがたいことはない。



そして迎える7月18日、19日。
"バンドマーチらしい" ラインナップのパーティになったように思う。

7/18 前夜祭
7/19 本祭


実は当初のブッキング構想は今とは全然違うアーティストで考えていた。
しかし、その構想でのブッキングがかなり難航し、今回2会場を押さえてもらったかたしょさんに、往来をやめるか、深夜をやめるか、あるいはデイをやめるかを相談しようか悩むところまできていた。
ただそういう苦しい状況の中でも出演を決めてくれるアーティストが出てきて、めげずにオファーを繰り返し、何度も何度もブッキングの方向転換を重ねていった結果、なんとか今の素晴らしいラインナップで確定させることができた。


今回はこの記念すべきパーティに出演を決めてくれた素晴らしい演者たちに対する個人的な思いと思い出を綴っていこうと思う。





The Songbards

まずThe Songbardsは今回の全ラインナップの中で1番初めに出演を決めてくれた。本当にありがとうございます。
出演してくれるのはdancing clothing #4 ぶり2回目で、ポップアップには過去4回参加してもらっている。
dancing clothing #4はバンドマーチで初めてSOLD OUTした公演なのでとても思い出に残っている。

dancing clothing #4


上野さん、松原さんのコーラスワークが美しすぎて、ライブを観るたびにハッとする。
その上、ドラムの岩田さんの歌も上手いという。どないなっとるねん。(岩田さんには年始にdancing clothing #9=MASAKOとの弾き語り2マンで出演してもらった)

そんなメンバーみんな多才なThe Songbardsだが、もう一つ書くとしたら元マネージャーの谷さんについて。
バンドマーチ初年度の新宿髙島屋でのBAND-T POPUPやdancing clothing #4で色々やり取りさせていただきめちゃくちゃお世話になった。
知ってる人は知ってると思うが、谷さんはこの後紹介するMASAKOのVo.の西村竜哉くんとプププランドというバンドのドラムをやっていた。今はHelsinki Lambda Clubやニガミ17才や眞名子新のサポートドラムをされている。実はヘルシンキや眞名子新さんも7/19にオファーしようとしていたのだが、ちょうど同じ日に眞名子新さんのツアーファイナルが新代田FEVERであるため叶わなかった。またリベンジします。

同じ関西出身というのもあり、そういう縁みたいなものを多く感じるバンドが僕にとってのThe Songbards。
あとはファンの皆さんがみんなとても良い人。ファンはアーティストの鑑だな〜と。

先日リリースされた新曲が個人的にこれまでのThe Songbardsの中で1番好きなので、ぜひ聴いてみてほしい。グッドメロディーすぎる。




MASAKO

Vo.の西村竜哉くんとは下北沢の風知空知に飲みに行ったときにMississippi Khaki HairのVo.Taito が紹介してくれたところが始まり。
その時は昔バンドやってた〜って話しか聞いてなくて、元プププランドってことは一切知らなかった。
そこから何度か風知空知でたまたま会って、そこで何かの流れで元プププランドということを知る。
実はプププランドは1曲も聴いたことがなかった(何となく名前で避けてた)。知り合ったし1回聴いてみるか〜って聴くと、これがどハマり。ハマりすぎてアルバム「CRY! CRY! CRY!」は去年1番聴いたアルバムに。
この才能はちゃんと音楽せなあかんと、去年の10月の弾き語りイベントにオファーした。東京でライブするのは何年ぶりかとのこと。

みちくさ vol.27 DAY2

そのときのライブ映像がこちら。

良すぎる。良すぎるぞ。あつしくんのギターワークもヤバい。ということで年始大阪のdancing clothing #9 にも出てもらって、そして今回も出てもらうので、MASAKOの活動が始まって1年も経ってないのに既に3回出てもらっている。
それくらい僕は西村竜哉の声と曲に惚れ込んでいる。

2人と僕が年齢近いのもあり、彼らとは一緒に大きくなっていけたらなと思っている所存です。

先日のNew Buddy!というサーキットフェスでのCry Cry Cry(曲)のライブ映像をご紹介。(実は映像編集お手伝いしております)
いや〜〜〜〜、やっぱり名曲すぎる。




ハシリコミーズ

初めてライブを観たのは去年のマチフェス。それから今年の春マチフェスでも観て、そして4月のWWWワンマンも観た。
観るたびにライブが強靭になり、そして軽やかになっていて、彼らにしか作れない空気感がある。
まさに今勢いがあるバンドだ。

そして音楽だけでなく、アートワークやメンバーのファッション・スタイリングもカッコいい。

Vo.イタルさんイラストのTシャツ
ハシリコミーズ最新アー写

今年の春マチフェスでBAND-T SNAPをした際、ハシリコミーズのTシャツを着ている人がかなりいて、どのデザインもとてもかわいかった。
バンドマーチとしてはこういうバンドを取り上げていきたいし、ご一緒させてもらいたいバンドのど真ん中だ。
今回初めてご一緒させてもらうが、今後もいろんなところで仲良くさせていただきたいバンド。

4月のWWWワンマンの映像がいくつかアップされているので、その中でもお気に入りの1曲をご紹介。




Gateballers

昨年8月DIGLE主催ライブのブッキングをお手伝いしていた際に出演いただき、10月にはVo.夏椰さんにMASAKOと同じ部で弾き語り出演いただいた。

DIGLE SOUND Live vol.3

元々僕はGateballersのファンで、恐らく初めてライブを観たのが2018年のこれ(メンツやばすぎ)。ライブが終わって我愛你のCDを買った記憶がある。

2018年ギリシャラブ企画

これはGateballersに限った話ではないが、冷静に考えると、元々すごく大好きでファンのアーティストにこうやって自分企画のイベントに出演いただけてるってすごいことだし、ありがたいことだ。
イベントをたくさん打っていると感覚が麻痺してくるけど、そういう感動というか感謝を胸に抱いて1本1本のイベントに向かい合わないとなと思う所存です。

昨年8月のDIGLEライブが全編公開されているのでそちらをご紹介。MASAKOのGt.のあつしくんはGateballersでサポートギターとしてこの動画でも出演。ちなみにBa.原元さんはLayneというバンドであつしくんとバンドを組んでいた。そういう意味でもMASAKOとGateballersの対バンは胸熱。




Khaki / 中塩博斗

初めて出てもらったのは2022年10月の元映画館。次はGateballersで上述したDIGLE企画、そして今年2月のdancing clothing #12(Khaki / えんぷてい 2マン)なので、バンドとしての出てもらうのは今回で4回目。
中塩くんと平川くんには弾き語りで1回ずつ出てもらった。

みちくさ vol.16

初めてメンバーと直接話したのは2021年12月のワセレコ空き地企画。
「曲もアートワークも大好きです」とDr.橋本くんに話しに行った記憶がある。

Waseda Music Records主催「Our Biotope」

それからライブ出演以外にも、グッズ作らせてもらったり、ライブの打ち上げ参加させてもらったりと、何やかんやあって、今ではとても仲良くさせてもらっている。

Khakiは今回なんといっても、DAY & NIGHT 通し出演が注目ポイント(中塩くんは弾き語りも入れてなんと3ステージ)。
はじめはDAY出演のみのイメージでオファーしてて、ブッキング進捗をGt.平川くんに共有してたら、「NIGHTの方がアリなんじゃね?」的な反応があり、NIGHTにKhakiおったらおもろいな〜という感じになった。
ただ今のKhakiファン層的にもやはりDAYにもいてほしいという熱弁をし、相談に相談を重ねた結果、DAYとNIGHT両方出てくれる運びとなりました。7/29のWWW X主催も近いので両方はちょっと・・・的な空気感もあったけど、最終的に2ステージ出演を決めてくれたKhakiには感謝してもしきれない。

NIGHTの方にさらっと記載がある「撮影NG」
詳細は僕も知らされてないので不明だが、"いつものKhakiのライブではない" という解釈で問題ないかなと。(間違ってたらごめんなさい)
 NIGHTのラインナップは、いわゆるインディーロック/ポストパンク界隈のバンドを中心にオファーしていて、普段Khakiと対バンすることはあまりないだろうし、Khakiのライブを観たことがないお客さんも当日は多くいるだろうなと予想される。
そこでいかにカマせるか。そこを考えたような実験的なセトリ・ステージングになるのではないかなと"勝手に" 予想してます。

いずれにせよ普段とは少し違う内容で準備してきてくれると思うので、Khakiファンの方もそうでない方もぜひ楽しみにしていてください。(僕が1番楽しみにしています)
できればDAY&NIGHT通しで目撃ください。(NIGHTは24時終わりなのでギリ終電間に合うかと)(DAY+1,000円でNIGHTも観れるよ)(たのむよ)

Gateballersと同様、昨年8月のDIGLEでのライブ全編動画をご紹介。
今観たら1.4万再生もされていてビビった。




奥中康一郎 (えんぷてい)

本当はバンドでオファーしていたのだけれど、うまく調整つかずで奥中くんの弾き語りでの出演。

「周年イベントなので、そこに奥中くんがいてほしい」
と愛の告白めいた形でオファーしていたら出てくれることになった。(他のメンバーも来てね)

えんぷていはTシャツを一緒に作らせてもらったり、メンバーもご近所さんなので、Khaki同様仲良くさせてもらっている。いつもありがとう。

バンドマーチ事務所の非常階段から撮った写真

えんぷていの最新アルバム「TIME」は本当に素晴らしい。気がつくとTIMEの何らかの曲を口ずさんでいる。それくらいに今作はメロディーがキャッチー。
今の彼らのライブもめちゃ良い。前の小宇宙@BASEMENTBARでのライブが素晴らしすぎた。
次こそはバンドで出てもらえるようにさらに良いブッキングで提案します。

とはいえ奥中くんの弾き語りも素晴らしいのでめちゃ楽しみ。

2024年の個人的口ずさみランキング1位の曲をご紹介。




岩渕想太 (Panorama Panama Town)

ぶっちーはどのバンドマンよりも色んなライブに足を運んでいて、現場で会うことがよくある。
Panorama Panama Townが定期的にBASEMENTBARで開催している「BASEMENT JUNCTION」はバンドの規模感関係なく毎回彼らがカッコ良いと思うバンドとDJを招いて、それがめちゃくちゃカッコ良い。
自分で現場に足を運び、そこでカッコ良いと感じたものだけを誘う。
次に書くDYGL / deadbeat paintersの秋山くんと同様、めちゃくちゃ信頼できるバンドマンの1人。

ぶっちーは竜哉くん同様、風知空知で何回か会う中で仲良くなった。
今回も風知空知で会った次の日にDMでオファーしたら、「みんな好きなんで出たいですー!」と一つ返事で承諾してくれた。大感謝。

7/19では、The Songbards → MASAKO → 岩渕想太 (Panorama Panama Town) と神戸出身の同郷アーティストが連続で観れるのもポイント。
ぜひ目撃を。




Nobuki Akiyama (DYGL) / deadbeat painters

秋山くんは去年9月元映画館に弾き語りで出てもらって、それ以降遊んだり定期的に連絡を取るようになって、仲良くなった。

みちくさ vol.27 DAY1

この日秋山くんはイベント始まりの12時から終わりの21時までずっと会場にいてくれて、全演者の演奏を観て、出店マーケットも楽しんでくれた。
そして終演後にこのイベントのことをすごく褒めてくれた。
僕は心の底から嬉しかった。
これまで何度かイベントを企画しているけど、演者に直接褒められることはそんなに多くはないし、何よりこれまで数々のイベントに出ている秋山くんにそう言ってもらえて、「ああ、これまで頑張ってきてよかった」とまで思った。

秋山くんの音楽との出会いはYkiki Beatからで、大阪での大学生時代、天王寺のTSUTAYAでYkiki Beatの「When the World is Mine」のジャケットが目に留まり、レンタルし衝撃を受けた。こんなバンド日本にいるんだ、と。

DYGLの名前を知ったのは、2017年のTHE NOVEMBERSのツアーゲストとしてアナウンスされたタイミング。
2017年4月、新卒入社で上京し、今後に対して期待と希望を胸に心踊らせていた頃、DYGLの1stアルバム「Say Goodbye to Memory Den」がリリースされた。まだ慣れない東京に緊張しながらも渋谷タワーレコードのインストアライブに行ったドキドキを今でも鮮明に覚えている。
東京の春の空気感と、その当時の音楽業界で何か成し遂げてやるという野心的な心境とが、DYGLのこの初期衝動とも言えるアルバムとかなりマッチした。
それ以降ワンマンは必ず足を運ぶほどにDYGLを大好きになった。


そんな秋山くんと仕事でご一緒させてもらい、自分のイベントを褒めてもらい、そして今では定期的に「今カッコ良いバンドいる?」という他愛もない話をできる間柄になって、人生何があるか分からない。

ぶっちーのところでも書いたが、秋山くんもめちゃくちゃライブハウスに行くし、色んなバンドのライブを観るし、自分たちの主催ライブでは自分たちの好きなバンドだけを呼んでいる。
とても音楽に真摯で真面目で真っ直ぐだ。そんなところが本当に信頼できるし、大好きだ。

ちなみに秋山くんの弾き語りは本当に最高なので、未体験の人はぜひ7/19に目撃してほしい。

NIGHTで出てもらうdeadbeat paintersは、元々秋山くんとTAWINGSのコニーさんのプロジェクトで、今コニーさんが休止中なのでサポートメンバーでライブ活動中。
7/19のサポートメンバーは、Gt.にNo BusesのVo./Gt.近藤くん。Ba.にTexas3000のkirinさんが出演するとのこと。

Khakiと同様、ぜひDAYの弾き語りからNIGHTのdeadbeat paintersまで通しで楽しんでほしい。




思いの外長くなってしまったので、NIGHT(前夜祭)出演アーティストについては後編として後日アップします しました!


この記事を読んだ人はマジのマジで7/18と7/19遊びにきてください!!!
一緒に最高のパーティにしましょう!!!


詳細とチケットはこちら↓


たのんだでい!

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