生死の境目、彷徨うことは本人のみぞ知る。

寒いですね。
朝晩。
寒いのが好きです！
怪傑です！

未だに夢で、大学を卒業出来るかどうか
微妙な感じの単位！やばい！みたいな
夢をみます。

実際は20単位ぐらい余して余裕で
卒業かましてやりました。

でも何故か、卒業出来ない！みたいな夢を
見せられるので、
嫌なので、
枕の位置をいつもと逆にしました。

すると！そんな悪夢見ることなくなりました！
やったー！！

しかも心無しか、睡眠も深い気がする！

調べたら、今まで寝てた枕位置は
カリスマ性は上がるけど常に落ち着かない、
みたいな風水があって。

ああだからか……、どうりで……、
と思ったりしましたが、
今の枕位置は、
金運や恋愛運がアップするらしい！

おら！！来たで！！
わしの時代や！！モテるで！！
1年ぐらい｢恋愛巻込み確認キャンペーン｣やってたけど、それが実を結ぶで！！！
おら！！！

でも、頭が窓の真ん前にきて
寒いから元に戻そうと思います。
まだモテなくてもいいや。

今日は、子供の頃の、
それも随分小さい頃の話をします！

｢九死に一生を得る｣
なんて言葉がありますが
みなさんは経験したことありますか？

ぼくは実はあります。
記憶力はない方なんですが、
ほんとに、酒の力じゃなくて、
記憶を無くした話です。

そう言うことで、
ぼくの臨死体験をご紹介！(？)

遡ること、幼少期。
ぼくはママチャリに魅了されてました。

そう、あのママチャリ。
大人が乗るやつで、保育園にいくとき
いっつもお母さんの後ろに乗せてもらってた、
あの、ママチャリ。

なんとなく跨いでみては、
ギリギリ届くペダルを漕いで
後ろタイヤをシャーーーーッて
回すのが楽しかったのです。

｢みはえる、しゅーまっは｣みたいで。
かあちゃんがよく言ってて、
車に乗る時
｢母ちゃんは、シューマッハじゃけぇね！捕まっときんちゃいよ！！｣なんてことを
高速道路でもない平坦な国道で言ってたのをたまに思い出します。

｢しゅーまっは｣とゆう人は、早いのか。
子供ながらなに思っていました。
早そうな名前だし。

もうさながらシューマッハ。

脳内で敵をぶっちぎってます！
うおお！！早い早い！！
えいちゃん選手！！早い！！！

……あっと！！調子に乗った！！
激しく漕ぎすぎて車体のバランスを
崩した！！！
はんじきゅうす〜〜〜！！！！

ん？
あれ、倒れる……けど……。

ん？？？？？

｢ドガッ！｣

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そこから目の前が真っ暗になり、
しばらくしてパチッと目が覚めました。

ああ良かった。生きてる。
花壇を囲うレンガに頭ぶつけたかと思ったけど
大丈夫だったみたい！
え！まって！てゆうか、
花壇のお花ってこんなに咲いてたのか！！
きれいー！！！

あれっ！小川の向こう側に
知らんおじいちゃんが手ぇ降りよる！
おーい！

でもこのじいちゃん、知らんけど、
会ったことないけど、
どっかで会ったことある気がするなぁ。

ありゃ。なんでこんなとこに病院？？
でもあそこ行かんといけん気がする。

おうい！おじいちゃん！
ちょっと今から病院行かんといけん！
またねー！！

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次の瞬間。
本当に目が覚めました。
髪の毛1部剃られてて、包帯巻かれて、
家の布団で寝てました。

大人になって気づいたけど、
……どうもぼくは、一旦死にかけたみたいです。

自転車でバランス崩して、倒れ、
レンガの角に頭ぶつけて意識無くして、
母ちゃんが車で病院に連れていき
その場で手術、何針か縫って、
その日のうちに帰宅。

医者は命に別状はない、と判断したみたいだけど
ぼく自身は、
｢お花畑｣、｢賽の河原｣、｢手を振るおじいちゃん｣、
聞いたことのある、
死にかけた人が見る夢を経験しているのです。

頭をぶつけた瞬間の記憶が全くないので
一時的に記憶喪失になりました。

縫ったあと、今もあります。

起きたら、かあちゃんがご飯作ってました。

何食わん顔で
いつも通り接する母。

この家に産まれて、よかったな、
と思いました。