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本を書くぞ!

本を書こうと、2018年(平成30年)まで3万字を越える原稿を書いたまま棚ざらしにしていましたが、なんとかこれを完成させようと作業を再開することにしました。

サポート期間が過ぎ、もう使わなくなった古い古いWindowsのパソコンから、最近のMacBookAirにテキストや画像データを移し替え、スタートアップの態勢がととのいました。

本のタイトルは、いくつか候補があって、その一つは、『市長、あなたは、議会にいてはダメです。~目からウロコの自治体議会論~』です。

別に特定の人のことを言っているわけではありません。一般論です。

随分と調べ上げました。これを書くためというわけではありませんが、アメリカの自治体議会を見る観光旅行(もちろん、私費で!)もしてきました。

古い古い史料にも当たりました。

一つのあるべき議会のカタチが見えてきました。今度こそ、形にしたいと思っています。

【写真】昭和20年8月15日の終戦直後の9月28日付で、当時の内務省から松阪市議会に、1か月以内に市長を推薦するよう届いた通達文書。「命令書」となっています。地方分権のもとでの現在では、「通達」という制度も廃止されていますが、中央集権国家の末端を構成する「地方」には国が命令する仕組みが戦争は終わっても存在していました。まだ、現行の日本国憲法や地方自治法が制定されていない過渡期です。旧体制の明治憲法のもとでの地方制度下にあったことをものがたっています。市長は公選制ではなく、議会が推薦し、内務省が承認する仕組みだったのです。見落としがちなことですが、「松阪市」ではなく、「三重県松阪市」なんです。国、都道府県、市区町村という集権体制であることを表しています。


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