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出フランスの朝

あす(demain)1月2日の朝 ( matin)も、寒そう。

パリとかフランスの北部にはバルト海からの寒波がベロを突出すようにせり出しています。南フランスも、あんまりいいお天気ではなさそう。

言葉はわからないけれど、テレビの天気予報はそう伝えているようでした。

出直しの1月2日朝です。

1月1日にはあんなにみんなに迷惑をかけたフランス国鉄ですが、2日には朝の暗いうちからビュンビュン飛ばしまくっています。TGV駅に行こうとアヴィニヨン・サントル駅に行くと、きょうはちゃあ~んと行き先案内モニターに出ています。TGV駅を出るのは10時28分だというのに、朝の6時40分にはサントル駅に来て、まずはTGV駅行きがあるかどうかを確認しました。もしなければタクシーで行かねばなりません。7時28分から1時間に1本は出ているようです。今度こそ、1人で切符販売機を使うことができました。小銭入れにありったけの小銭を入れるとうまい具合に1.6€ありました。紙幣は受け付けてくれないマシーンです。

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とりあえずはホッとして、駅で食事を済ませてからホームに出ました。

例の駅のチャイムが女性の声で美しく歌ったかと思うと、すっごいのがうなるような猛速度で突進してきました。チャイムとのギャップが大きすぎ。

あまりの風圧にわたしの帽子は飛びそう。飛ばないように押さえつけました。

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次に来たのが7時28分発のTGV駅行き。1.6€(約200円)。所要時間5分です。TGV駅に到着しました。あっけないけど、ほんとうはこれがふつうです。

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超早めですが、TGV駅に出直してきて、スペインのバルセロナに向かうスタート台にやってきました。

ここから乗れば、いよいよバルセロナ

そこから乗り換えて、また乗り換えて、バルセロナをめざします。ここからいよいよ、乗ってしまえばバルセロナまで行ける、Nimesという駅に着きました。

マルセイユから乗った列車でここを乗り過ごしてしまったら、また大変かもしれません。下車駅を間違わないよう、細心の注意を払ってNimesで降りました。

13時16分発、行き先にちゃんとBarceloneと書いてあります。他の行き先もいっしょに書いてあるのはたぶん途中切り離しじゃないでしょうかね。

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同じホームで待っている人たちの顔ぶれを見ていると、スペイン圏に近づいている気がします。

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フランスに来てからずっと天気が良かったのですが、この日はだんだん下り坂のようです。お天気がななめなのはいつも長距離を移動する日に重なり、あとは晴れです。これでようやくフランスを出ることができます。アヴニヨンの塀の中に4泊もしてやや重苦しく感じていました。いまからスペインに行けるのはうれしい!

ぱあっと、明るく行きたいスペインというか、カタルーニャですね。

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