アヴィニヨンの橋で踊ろよ、踊ろ・・・
リュベロンからアヴィニヨンに帰る田舎道です。
ローヌ川対岸からアヴィニヨンを眺める
ローヌ川の対岸からアヴィニヨンの町並みを見渡せるスポット。「アヴィニョンの橋で踊ろよ、踊ろよ・・・」でおなじみのアヴィニョン橋の橋が切れているほうからの眺め。日本人の高齢者のグループが輪になって唄って踊っていました。
法王庁宮殿となりの公園からは橋のある風景を楽しむ
リュベロンの村めぐりをした12月30日は最高におだやかで、摂氏15度と快適なお天気に恵まれた1日でした。それだけに、夕暮れも美しく、夕方、アヴィニヨンの旧法王庁横から川のほうに向かった高台の公園から、アヴィニョン橋とローヌ川の暮れなずむ風景の前に佇みました。人それぞれのやり方で日暮れを楽しむ姿が印象的でした。
橋のない夕暮れも
法王庁脇ぐらいの場所からの夕暮れ
かなり歩いてしまったあとのアヴィニヨン
アヴィニヨンにはもう1日、12月31日も滞在し、元日早朝のTGVでバルセロナに向かうことにしています。その切符は日本で予約しました。
そうだ、あしたはアルルへ行こう!
小さなアヴィニヨンの城壁内の街はかなり歩きました。大学のキャンパスのような街で、メイン通りと広場、同じルートは何度も歩いています。さて、「あす31日はどうやって過ごそうか」。リュベロンの村めぐりでドライバー兼ガイドをしてくれた方に聞いてみました。お答えは、「アルルに行って、是非、闘牛場から見る市街地の風景を見られたらいかがですか。」ということでした。
なるほど、アルルならアヴィニヨンから鉄道で20分ぐらいの街だし、ゴッホで知られるし、「アルルの女」というのも知れ渡っている。そうだ、あすはアルルへ行こう!
ブリストルホテルに帰ると、日本人7~8人の団体客を連れた添乗員さんがチェックインをしていました。若い人たちばかりだ。昼間もローヌ川べりで日本の高齢者のグループを見たし、法王庁の近くでも団体客を見かけました。フランスに来てこんなに日本人と逢ったのは初めてです。ニースでは中国の団体客ばかりでしたが、日本の団体も増えているということは年末年始の休みに入ったということでしょう。
ただ、アヴィニヨンにはどのくらいいるのかというと1泊だけのようです。夕方、チェックインしていたグループが翌朝はもうチェックアウトしています。確かに小さな街なので到着した日の午後、街を歩き、アヴィニヨンの橋を渡れば、次のところに行く方が効率的です。わたしは、何度も同じところばかり歩いて、塀の中のアヴィニヨンの旧市街に少々飽きてきたのかもしれません。
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