ギターレッスン#5 ダニーカリフォルニア ライブバージョンのギターソロ 弾き方解説
キー Dm
使用スケール Dm ペンタトニック / Dm スケール
難易度 ★★★☆☆
今回は、レッド・ホット・チリペッパーズのダニー・カリフォルニアのライブパフォーマンス、"Live Earth 2007" で弾かれていたギターソロを解説します。僕が初めてこの曲を聴いたのがこの” Live Earth “ で演奏されているものだったこともあり、オリジナルのギターソロよりも思い入れがあります。
初心者の人も、動画を見て弾けそうな部分だけでも弾いてみるといい練習になるので挑戦してみてください。
まずは今回のソロで使用されるスケールを解説します。
◆ 使用スケール解説
まずはこの曲で使われているスケールですが、DmペンタトニックスケールのEボックスがメインです。
Dmスケールに含まれる音、2ndとb6thの音がどのように使われているのかにも注目です。
◆ 参考動画 3:46~4:50
フレーズとスケールの確認ができたら、今からこのギターソロを4つに分けて解説していきます。
// フレーズ1// 3:46~3:56
Point :
・1、2小節目、1音目の2弦13フレットは1音チョーキングです。ニュアンスはビデオを参考にしてください。
・3、4小節目の2弦11フレットがマイナーペンタには含まれていない ”b6度” の音です。そして同じ弦の10フレットの “5度” と”b6度”の音を強調することにより、ペンタにはない雰囲気を加えることができます。
// フレーズ2// 3:56~4:08
Point :
・1小節目の4音目からは、ビデオを参考に3連のリズムを意識して弾きましょう。
・1、2小節目の3弦9フレットの音がマイナーペンタには含まれていない “2度(9th)” の音です。
3小節目の2音目から始まるフレーズもリズム重視のフレーズなので、フレーズをよく聴いてから練習しましょう。
4小節目の7、8音目から5小節目にかけてのフレーズは、ピッキングのパターンが複雑になると思うので、オルタネイトピッキングで弾き切るとリズムが安定します。
// フレーズ3// 4:08~4:21
Point :
・1、2小節目のチョーキングのフレーズもリズムに注意です。
・3小節目の4音目から始まるフレーズは、ブルース/ロックの定番フレーズ。5、6音目の1、2弦10フレットは人差し指の腹で同時に押さえましょう。
・5小節目、1音目の3弦12フレットの1音チョーキングは、同じ小節の3音目までキープし続けます。動画でニュアンスをしっかり確認しましょう。
// フレーズ4// 4:21~4:50
Point :
・1小節目は、これぞジョンフルシアンテ!なチョーキングフレーズ。ピッキングのパターンはオルタネイトです。2弦20フレットのチョーキングのタイミングでダウンピッキングになるようにしましょう。ビデオを参考に細かいリズムは気にせず、ワイルドに弾きましょう。
・2小節目からはリズムは気にしなくて大丈夫です
今回は以上になります。
ジョン・フルシアンテのワイルドかつかっこいいメロディーは、マイナーペンタをカッコよく弾く参考になると思います。
ビデオのニュアンスをよく聞きながら練習してみてください。
最後までありがとうございました!