見出し画像

魂天達成までの道のり②(豪3~聖1そして聖2へ)

こんにちは、かいづかです。

雀豪2で壁に阻まれたものの、なんとか2か月で突破し雀豪3へと昇段したかいづか。

雀聖まであと一歩...。そんな豪3時代の成績は...






画像1
スクリーンショット (1311)

☆爆☆速☆昇☆段☆(またかよ) 43半荘、わずか8日間のみの豪3時代でしたw 豪2時代と比べてあまりにも早すぎる昇段だったので、当時プレイしてたときも(これはさすがに上振れ引いたな...)とは思ってましたw

しかし何はともあれ雀聖到達という結果を得れたことは素直に嬉しかったです。(*´ω`*)

さて、予想よりも早く雀聖デビューを果たしたわけですが、それからしばらくはptがなかなか増えず、原点に戻ったと思ったらすぐにまたptが減る状態を繰り返してました。

このままではマズいと思い生まれて初めて麻雀本を購入。ウザクさんの『ウザク式麻雀学習 牌効率』(緑色の)、渋川さんの『麻雀 魔神の読み』、それから鳴きと押しに苦手意識があったため、平澤さんの『鳴きの教科書』、『麻雀鳴き読みの極意』、『鉄押しの条件』を購入しました。

あと、お知らせさんの『Suphxの衝撃』も購入しました。もう雀聖にもなったしそろそろ難しい戦術も学べるやろと思ってたのですが、書いてある内容がかなり高度だったため当時はうまく使いこなせませんでした...(T‐T)

(※あくまで個人の感想ですが、雀聖2以上・天鳳六段以上でようやく理解して身に着けられるレベルだと思ってます。麻雀本は自分の実力に合ったものを選ぶことが大切ですので購入する際は慎重に!それから言うまでもありませんが、書いてある内容は本当にためになるので強くなりたい方はぜひご購入を!(実際私も、聖2→聖3昇段時にはある程度理解できるレベルになってたのでめちゃくちゃお世話になりました!!!))


麻雀本で新たな知識を身に着けた聖1時代の成績は...







画像3
スクリーンショット (1313)

降段しました~www


所詮は上振れでの雀聖昇段。たとえ麻雀本を読んで知識を得ても、適切にアウトプットする能力が伴わなければ降段は必然です。

降段をきっかけに、そういえば「押し引き」のバランスがまだ自分の中で定まってないことに気づきました。それまでは相手から立直がかかって自分もテンパイしているときに、(なんか当たりそうだな…放銃嫌だな…)っていうその場の感情メインで判断していたので、本来押すべき牌を押せずにあがりを逃しまくってました。いわゆるオリすぎ病ですね。

オリすぎによる和了率の低下はトップ率が大幅に下がるのに加えて、ジリ貧ラスになる展開が多くなるため、結果的にラス率も大して下がりません。(むしろ悪化するケースも)

ただ、自分で押し引きバランスを見つけられるほどの才能はないので、当時はうに丸さんの「押し引き革命」の動画を何度も見て参考にしてました。

https://www.youtube.com/watch?v=2U-GA3m7G8Q

良形3900はフルゼンツ、良形1000点なら放銃率○○%まで、愚形2000~2600なら放銃率△△%まで…みたいな感じで自分なりにまとめてました。のちに自分なりにまとめたやつが放銃率5%ほどオリるのが早かったのに気づいたのは恥ずかしい話ですが(笑)それでも以前に比べるとある程度自信を持って押し引きができるようになりました!

その甲斐あってか2回目の豪3は、ちょうど1か月、96半荘で聖1に復帰しました!

そして、その後も愚直に(実際には間違ってた)押し引き表を参考にしながら打ち続けて2021年3月7日、聖1復帰後から230半荘目でいよいよ昇段目前まで来れました。

しかし、あと残り1回のトップが取れず、そのまま原点まで突き落とされたのです…段位戦あるあるぅ…ひどいよ…こんなの…あんまりだよ…(´;ω;`)ウゥゥ…

ここから約半年間、聖1で足踏みすることとなります。豪3降段時もかなりキツかったですが、聖1→聖2はその比じゃなかったです。間違いなく自分にとっての「壁」でした。

このままじゃマズい…。そう思ってはいたのですが当時は、誰にも頼らずに魂天達成させたいというクソほどつまらないプライドと、ネット上で人に頼むのが不安で怖かったのが原因で、自身の牌譜を人に見せるという選択肢は取れず、ひたすら上手い人の動画をあさってました。

そんな中、「咲乃もこ魂天計画」という動画を目にしました。vtuberの咲乃もこさんがプロ雀士の多井隆晴さんに教わるあの動画です。

配牌に点数を付けたり、その点数が低ければ序盤で安牌を抱えながら進行しているのを見て「これはすごい」と感動しました。配牌の時点で押し引きが決まっているというのは当時の私にとって革新的に映りました。(ラス回避麻雀はどれだけ放銃しないかが鍵…。自分が手詰まり放銃して負ける原因はきっとこれだっ…!)そう思った私はその日から配牌に点数をつけ、良くない配牌は序盤から安牌を抱えながら進行する戦術を採用しました。


しかし、ここに大きな落とし穴がありました。


本来、序盤から安牌を抱えながら進行するのは基本的に損な選択です。よく先制立直を恐れて、なんでもかんでも序盤から字牌を抱えながら進行するのが癖になってる人がいますが、絶対やめた方がいいです。そんなことしてるくらいなら全部手なりで進めたほうが100倍ましです。もちろん、愚形だらけで染め手くらいしか見えない手牌など序盤から抱えるケースもあります。ですが、大抵の配牌は序盤は手なりで進行し、6巡目以降で三向聴または愚形だらけの二向聴くらい悪い手であれば安牌を抱えるケースもあるかなというのが大まかなラインです。(あくまで個人の感想ですが)

それから誤解のないように記しておきますが、もちろん多井さんが序盤から安牌を抱える進行をしているのが間違っていると言いたいわけでは全くありません。私が言いたいのは、本来は不利になりやすい序盤から安牌を抱える戦術をあえて取れるのは想像を絶するほど膨大な数の経験を基盤とした絶妙なバランスの上に成り立っているためであるから、そこを見落とすんじゃねえぞということです。たかだか麻雀歴数年の素人が真似できる芸当ではないのです。

付け焼き刃の知識を活用したくて仕方がなかった当時の私は、序盤から過剰に安牌を抱える進行をしてしまい、結果的に成績がなかなか伸びませんでした。まあ340戦くらい下振れだった可能性もゼロではないですが確率はかなり低いと思われます。

(こんなに勉強してこんなに打ってるのに全然伸びない…。一時期昇段目前までいったのに…。)

不安や怒りに苦しみながらも、それでも魂天になりたい気持ちを忘れず、諦めないで学び続ける姿勢だけは崩さないようにしました。

  • ゆうせーさんやないおトンさんの雀魂動画の視聴

  • 押し引き表の修正(このタイミングでようやく気付きましたw)

  • 成績の記録開始(上振れ下振れを可視化し、精神を安定させるため。ちなみに2回目の豪3以前のグラフは魂天達成後に作成しましたw)

  • nisiさんのブログ、はぐりんさんのブログ閲覧

  • 「麻雀の近道」、「鳳南研究所」ブログを閲覧

上記以外にも麻雀上達に使えそうな情報をいろいろなところから拾ってたように思います。(どこから拾ったか、もう忘れてしまいましたすみません…。)

特にゆうせーさんの雀魂実況動画は本当に役に立ちました。過剰に安牌を持ちすぎていた私に、やっぱり手なりで進めた方が勝ちやすいのだと気づかせてくれました。

それから点数状況判断により押し引きが大きく変わることも学びました。点数状況判断とは、誰になら満貫放銃が可能か、南場で何点放銃したとき自分は何着目になるのか、立直を打って仮に放銃したときラス目になる可能性はどのくらいあるか、のように事前に起こりそうな未来をシミュレーションしたのちに、じゃあここはゼンツしてOKだな、ここは現物だけしか切っちゃいけないな、ノーテンだけど押すしかないな、といった判断を下すことを指します。点数状況判断は一般化して伝えるのが難しい技術であるため、逆に言えばこの技術を地道に習得し続けることができれば、もう一つ上のステージへ行けると思います。


そしてついに、2021年9月2日、聖1復帰から740半荘で聖2に昇段することができました!!!

こうしておよそ7か月の聖1時代(2回目)は幕を閉じたのでした。魂天を目指してから実に1年と4か月。いやぁ~長い長いw



…しかし喜んだのも束の間、このあと自分史上「最大の壁」に阻まれることになるのですが、それはまた次回~(③に続く)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?