呼吸の動きエクササイズ

自分もこれまで10年以上ホルンを吹き続けてきて様々な練習方法やエチュード、メソッドなどに取り組んできました。

ロングトーンやリップスラーといった金管楽器の基礎的な練習メニューはある程度の型が決められているものが多いです。

その型通りに練習して継続していけば効果があるみたいなものです。

例えば楽に吹ける中音域から少しずつ音域を上げていったり、リズムがシンプルなものから少しずつ複雑にしていったり、、ダイナミクスを大きくしたり、小さくしたり、、、

もちろん取り組めばある程度の効果は期待できます。

ただその反面、こういった練習メニューは楽譜通りに吹く事ばかり考えて自分がどういった吹き方をしているかを自分で観察していくということは見落とされやすくなります。

なので自分の息の吸い方や吐き方を自分で探求していけるような練習メニューを考案しました。

観察、分析する能力を高めていくメニューです。

自分で自分のやり方を観察する力があれば自分の状況を客観的に見ることができたり、不調に陥った時でも冷静に対応することができます。

もちろん探求するなかで呼吸がより効率的になっていけば音域のコントロールが楽になったり音量の幅も広がりやすくなります。

金管奏者は息で音を作り出す楽器です。息の使い方が上手ければその分楽器も上達しやすくなります。

以下のPDFをダウンロードして取り組んでみてくださいね。


基本的な肋骨の動き、横隔膜の動きを体験してもらうメニュー

ひと息でどのくらい音を長く伸ばし続けられるかチャレンジ!


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