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【前に逃げろ】伊藤羊一さんの『やりたいことなんて、なくていい』を読んで【アウトプットnote】

こんにちは、カイトです。本日は伊藤羊一さん(@youichi_itou)の『やりたいことなんて、なくていい』を読んで得た気づきや学びをアウトプットしていきたいと思います。
ちょうど最近、仕事や将来のやりたいことに悩んでいた自分にとってタイムリーな本でした。同じような悩みや不安、モヤモヤを抱えた人にとってオススメの1冊です。

■本の紹介

仕事人生に悩むすべての人、必読!うつも左遷も経験したYahoo!アカデミア学長が明かす「自分の可能性を最大化する働き方」とは?

 多くの若者と話す機会を持つ著者は、最近、「やりたいことがない」「このままでいいのか焦っている」といった、キャリアの悩みを彼らからよく聞くという。しかし、著者はこうした悩みに対して、常にこう答えている。

 「やりたいことなんて、なくていい。それより、目の前の仕事に、一度全力でぶつかってみよう」

なぜなら、やりたいことなんて何一つなかった著者自身が、足元の仕事に120%の力を注ぐことで、想像もしていなかった楽しいキャリアを歩めたからだ、という。

本書は、そんなやりたいことがない、普通のビジネスパーソンでも、「心から納得できるキャリアを歩める」たった1つの方法を、著者自身のキャリアヒストリーに沿って、伝授する1冊である。読めば、将来の不安と焦りがなくなり、勇気が湧いてくること間違いなし!


■気づきベスト3

◎やりたいことがないなら、やるべきことをやろう
◎逃げる場所は仕事でも良い
◎利他と利己を共存させる


◎やりたいことがないなら、やるべきことをやろう

・mustを積み重ねて、できること=canのレベルを圧倒的に高めていけば、いずれ結果的に、それがwillになっていったりする

☆自分は現状やりたいことが見出せていない状態なので、まずは仕事のmustをひたすらこなしていきたい

本の中で伊藤さんは、
「やりたいことなんて、なくても大丈夫!」
「やりたいことがないなら、やるべきことをやろう!」

と語っています。

「will(やりたいこと)/can(できること)/must(やらなければいけないこと)」で言えば、mustを積み重ねて、canの質と量を高めていけば、圧倒的な力がつき、それがいつしかwillになっていきます。
まずは半ば盲目的にmust(目の前の仕事)を積み重ねていくことが、今の自分のメンタル的にも、将来の自分のあり方にも良い影響を与えると感じました。


◎逃げる場所は仕事でも良い

・伊藤さんは本書で「仕事に逃げて何が悪いのか?」と書いている。
・仕事に逃げる=目の前の仕事に全力を尽くす
・ただし、逃げるならダラダラ逃げるのではなく、全力120%で逃げる

また、伊藤さんは本書で「仕事に逃げて何が悪いのか?」と書いています。
仕事に逃げるということは、先に書いた「目の前の仕事に全力を尽くす」ということとやっていることは一緒です。
ただし、注意点があります。それは、ただ作業的に仕事をこなすのではなく、全力で仕事に逃げる(取り組む)ことです。
思考停止で作業的に仕事に向き合うと、本来得られるはずの経験値も下がってしまいます。そうすると、積み上がる筈のcanが蓄積されず、willが見つかることもありません。
仕事を逃げ場所にしてもいいけれど、逃げるなら全力で逃げましょう。
自分は『逃げる場所は仕事でも良い』という文章を目にした時、「あ、逃げてもいいんだ」と少しホッとしました。
同時に、仕事に逃げるときは全力で、少なくても今仕事に取り組んでいる時以上の速度で仕事に逃げたいと感じました。


◎利他と利己を共存させる

・自分の幸せと社会の幸せの両方を考える
→自分の人生を生きるためには「利他的利己」の視点が必要

☆自分の場合、目の前の仕事に取り組んで、仕事の中で利己的要素を見出したい

伊藤さんは自分の人生を生きるためには「利他的利己」の視点が必要だと語っています。
利己=自分の幸せ、利他=社会の幸せ。つまり、自分の幸せと社会の幸せの両方を考える必要があります。

自分はこれまで、仕事と自分の幸せはあくまで別々で考えていました。ですが、伊藤さんの言葉を読んでいくと、その2つをリンクさせていくことが重要だなと感じました。
先程の「will/can/must」の考え方でいくと、まずは目の前の仕事に全力で取り組みことで社会に貢献し、canが増えたら、canの中から自分の幸せにつながる部分を増やしていくことが重要だと感じました。利他からはじめて、利他の中から利己を見つけ出していきたいです。


■オススメのアクションプラン

◎既存の業務を丁寧に取り組むor仕事で新しい業務に取り組む
・まず目の前の仕事に取り組むことで、自分のcanを増やす
→canの量と質を増やして、willにつなげていく

正直、この本を読んだ後すぐに、「よし!まずは仕事に全力で取り組むぞ!」と考えを改めるのは難しいなと思ってしまいました。
なので、まず手始めに今自分が携わっている業務を丁寧に取り組んだり、新しい業務にチャレンジすることが重要だなと思いました。仕事でwillやcanを増やしていく取り組みが自分の人生を生きるためには必要不可欠です。
自分は今の仕事では転職したばかりでペーペーです。だから、まずは誰よりも職場の清掃や環境整備を行って、そこからmustやcanを積み重ねていきたいです。

◎自分と社会の欲求交差点を探っていく
・自分のやりたいこと、ワクワクすることと社会の交差点を探す
→「方法論に囚われすぎない」ことが重要
もしくは、仕事の中でワクワクするポイントを見つけ出して、そこに注力する

次に利他的利己を常に考えることをオススメします。
仕事を常に受動的に行うのではなく、「何かワクワクするポイントはないかな?」という意識を持つことが重要です。そうすることで、仕事が楽しくなり、意欲も増していきます。
ワクワクするポイントがなければ、まずは目の前の仕事を1つ1つ丁寧に行い、着実に自力を上げていくことをオススメします。仕事の量と質が高まれば、自ずとワクワクするポイントも見えてきます。


■まとめ

最近自分の将来に悩んでおり、そのため普段から伊藤羊一さんの想いのこもった著書や音声配信から気づきや勇気をもらうことが多くありました。
今回の『やりたいことなんて、なくていい』は特に今の自分に刺さる内容でした。
この本を読む前は今まで自分のやりたいことが何なのか、今の仕事のままで本当に良いのかといったことをぐるぐるループしていました。
ですが、今回この本を読み、悩んで動かなくなるのではなく、まずは一旦、今の仕事に注力しようと思えるようになりました。
ここでmustを必死に繰り返すことでcanの量と質を上げて、やがてそれらが自分のwill=本当にやりたいことに結びつけば良いと思います。
そのために、仕事をこなし、その中にあるワクワクするポイントを見出していきたいです。

今回も、最後まで読んでいただきありがとうございました!

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