特に意味のない文章001
──ふと考えた、人間関係ってなんだ。
もういい歳なのに今更ながら、昔に一度は答えの出た事を考え直す。人間関係なんてものは結局のところ他者と自身、またはそれらが所属するグループ、集団を起因とする相対的なポジション取り合戦だ。
各々字が綺麗だとか、絵が上手いだとか、頭が良いだとか、話が面白いみたいな分かりやすい魅力から、普段は気づきにくい細かなところに気が利くだとか、有事の時は矢面に立ってくれるだとか、思慮深さから表面上では分からない魅力だとか……要するにそれぞれが持つ魅力で殴り合う。
結果、何か優れた人は「字が綺麗な人」とか「面白い人」というポジションを得ていく。それは個人の象徴や特徴になっていき、そのキャラクター性を強く輝かせる。
魅力の殴り合いで負けた奴は〇〇さん程ではないが……といったルイージめいた2番手、酷ければそれ以下の日陰者として周囲に認識されていく。中々厳しい生活を強いられているんだな、ホモサピエンスは。
幸いな事に、人間社会には似た思想を持つ集団が無数に存在しており、それぞれ上位互換も下位互換もたくさん存在している。職人こだわり笹かまぼこレベルだと追いつけないので市販のかまぼこに落とすこともできるし、市販かまぼこだと面白い人物がいないのであれば、職人こだわりの笹かまぼこの集団を探して入ることもできる。
うーん、かまぼこ、かまぼこって美味しいよな、美味しいけど同じ魚肉なのに寿司の方が美味いよな、物によるか。まあいいや、うん、美味しい魚が食べたい。正直なところ人間関係とかの話なんかはどうでもいい。そういえば海のない県とかの方がお寿司美味しいお店がちらほらあったりするのなんでだ。そっちの方が気になる。
筆者は滋賀県の某寿司屋を大阪から遠路はるばる通っていたりする。大阪の方が海に近いんだからそっちの方が美味くなりそうなんだが、なぜか滋賀のその店がやたら美味い。あれか?単純な鮮度では劣るので調理技術を極めまくったとかそういうアレなのか?良く知らないが多分そういうアレだな。わかる、わかるよ。いや、サッパリわからんが。
ハァ~サッパリサッパリ。
人間関係、面倒くさいね、あ、シメサバください。シメ抜きで。ポン酒も、今日は2合で。