DOUBLE 'T' TOUR 2023 明石公演 レビュー

※オーラスも間近ですので、ネタバレ考慮などもせず、公演内容を覚えているまま記させていただいています。


10月29日、明石市立市民会館 アワーズホールにて開催されました『DOUBLE 'T' TOUR 2023 DANDYLION』。私kaisisも参加させていただきました。
昨年の岡山・浪切に続き、3度めの生トシちゃんです。
この日は某Jグループファンの友達にも付き合ってもらいました。
数日前に体調を崩し、喉ガラッガラのコンディションでしたが、道中やや興奮気味にお互いの推しについて語り合いながら会場に到着。
昨年の岡山市民会館もなかなかの貫禄でしたが、こちらのアワーズホールも昭和のかほり漂う味わい深い建物で、昭和建築好きにはたまらないホールでありました。
座席はほぼ正面、前から数列目と肉眼で問題無く拝める距離の良席。開演まで緩やかにボルテージを上げて参ります。

櫓のポールからスーパーアイドル降臨!

さあ開演!先ず目を引いたのが、正面の大きな2階建てステージ。さながら祭り櫓のようです。
下の添付イラストからご覧のように、今回ステージセットの規模が(私がこれまで拝見したライブと比較して)格段に上がったことは大変喜ばしいものです。

静かにオープニングの前奏が始まり、感慨に耽りつつも気分はどんどん高揚していきます…
からの、うわぁ〜トシちゃん出たァー!!
のっけからテンション爆上がり。というか始まりからすでにクライマックスモード(補足:実はkaisisさん、この曲が昨年ライブのオープニングになるのでは?と愚推してアホほど予習しまくっていたのでした。だから熟成されたリアルトシさんの歌声には喜びも一入でございます)
そして曲が終わるや否やスルスルーっと中央のポールから華麗にトシさんが円を描きながら降りてくる!キラキラと輝きながら!!

その後は新曲『DANDY LION』から定番曲、B面・カップリング曲と何曲か続きます。今年のライブではファンクラブ内で取ったB面・カップリング曲のアンケート上位曲を今のトシさんでカバーされたのですが、その中でも『永遠の花を咲かせようか』で披露されたTiaraさん達とのデュエットダンスはとても印象的でした。
以前は男性ダンスチームの構成がメインで、公演場所によっては女性ダンサーさんも参加される演出だったように記憶していますが、昨年からメンバーに加わったTiaraのお二方による「女性チームならでは」のダンスは、これまで以上にトシさんの艶・気品と上手くマリアージュし、ゴージャスでグラマラスなステージへと昇華してくださっているように感じるのです(うまく言語化できんけど…)

男性チームも以前より少数精鋭となりましたが(BD104時代の2人構成に馴染みがあるからでしょうか)全く見劣りすることなく、スタイリッシュなパフォーマンスを披露されていました。私個人としてはトシさんが歌唱シーン以外でNAOTOさん・KOJIさんとの3人によるダンスパフォーマンスを見せてくれたのが本当に嬉しかったです。
トシさんがマイケル系の王道ポップダンス以外「今!令和!」なダンスを踊っている姿は一度見てみたかったので、実際生で拝見することが出来て感激でした。

Legacy of "J"

トシさんのライブと言えば絶対外せない必修科目である定番曲が幾つもありますが、なかでも『Bonita』は一度は生で拝見すべき文化遺産的な名曲ですよね。
ほの暗いステージ、トシさんのフィンガースナップでマイクスタンドの位置へスポットライトが灯る瞬間はまるで魔法のよう。そしてほんの少しの静寂とピリリと張り詰めた空気がギターのイントロで溶かされてゆき、出だしのサビでパーンと破裂する。私はいつもこのような感覚を感じるんですが、これも『Bonita』を聴く上で大事なメソッドだと思っています。
あとはトシさんのしなやかで情熱的なスパニッシュダンスと歌を味わう極上のひと時……なんですが、この明石公演ではギターの出だし前に「クスッ」と小さな笑い声が幾つか聞こえてきたので、そこだけが、ちょーっと残の念でありました。

それからちょっと話が逸れちゃうんですが…一緒にいた友達曰く、この『Bonita』のトシさんを見ていると何故か彼女の「推しの姿」が重なって見えたそうです。
また『Bonita』以外でも帽子を投げる様や目の配り方、指捌きなども同様に重なって見えると。トシさんと彼女の推し君は(某事務所では)時系列的に全くカブっていないんですけど、おそらくそれは「Jの伝統の所作」なんでしょうね。脈々と受け継がれている「Legacy of "J"」。トシさんが入所から今日までずっと大切に守ってきているレガシーをステージで感じることが出来るって、なんかすごいことですよね(またまた、うまく言語化できんけど…)

起立・着席てんてこまい そして人生初コールの結果は…

コロナの影響で昨年まで「声出しNG」だったトシさんのライブですが、今年から祝 解禁!声出しOK!つまりはあの"コール"をついに出来る時が来たのです。
あの"コール"そうです『原宿キッス』ですよ!!
デビュー曲の『哀愁でいと - NEW YORK CITY NIGHTS』。 赤い薔薇投げ捨て、それで終わりにした後の「トシちゃーーーーん!!」は何とか問題なくクリア。その後続く『君に薔薇薔薇…という感じ』、『チャールストンにはまだ早い』はコールないからステージに全集中。でも頭の片隅では次に来る『原宿キッス』が気掛かりで仕方ない。
さあ『原宿キッス』のキャッチーなイントロが入りました!行くぞ…行くぞ…トシさんもカモンしてる!

「大好き惚れたぜ田原俊彦!」
よっしゃ!バックのモニターのお陰でトチらなかったぜ!!次ッ
「なんでもかんでもナンバーワン」
……あれ?「なんでもなんでも」って聞いてたのと違うが??まぁええか…
「原宿キッス一等賞!いつもニコニコ I Love トシちゃん!!!」
言えましたーーーー!!!

まあ、言わずもがな後半コールはモニターの文字出てこないし、覚えていた内容もしっちゃかめっちゃかになっちゃって…つまる所…言えませんでした()
でも周囲の皆様方との一体感を感じながらのコール。貴重な体験をさせていただき大変楽しかったです。
それと立つ時・座る時のタイミングが全く分からなくて、すっごい私ら挙動不審だったですね。だからトシさんが何かのタイミングで言ってくれる「着席」ってユーモア溢れる合図はとても助かりました。

アンコールの『Summer Bride - 夏の花嫁 - 』は祭りソングって思ってなかったので、トシさんの「祭りだ祭りだぁ〜」にはちょっとビックリしましたが、なるほどパーカッションが祭り太鼓の様に聞こえるので確かにこれはお祭り感ある!
久しぶりに"足だけセグウェイ"に乗ったバランス感覚神懸りなトシさんも拝めましたし、ダンサーさん達のウェディング仕様のお衣裳もとっても可愛くて、最後まで満足のステージでした。
あと去年に比べて、トシさんとダンサーさんとの距離がますます近くなったように感じ、よりファミリー感がアップしているのも微笑しかったです。


おまけ〜
NAOTOさんのMC中にひとり遊びしていたトシさん↓
「44年目にして初めてやった」って言ってましたけど、本当ですかねw
やーーー、ほんまに可愛いひとですね。

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