題名を付けるのが苦手な話

ゼロからものを生み出す世界にいると必ず通る道
それが題名、タイトル決め

こういう時にスパッと決められる清々しい性格だったらどれだけいいか、会ったこともないけど暑苦しそうな人を浮かべて勝手に何度も羨ましくなることがある

何が難しいかと言われるとこれもまたハッキリと言えないのが面倒臭い。全部だよ、全部

美術品の題名とか正直キツい時がある。これは自分があっち側に立ったことがあるからなのか分からないけれど、共感性羞恥

自分的にはすごく面白いと思った動画を友達に見せて微妙な反応だった時のあれ

ノリであげた特になんの意味もない投稿をした後に詳細を聞かれた時のあれ

ものすごく上手くて最高の絵が描けた次の日にその絵を見た時のあれ、に似たものを感じる

いや、あの、違うんだよ、特に深い意味はなくてノリっていうか、でも意味深でかっこいいのが良くて結構考えたけど、昨日は完璧だと思ったんだけどな、よくよく見るとだせぇな、普通にキモイわこれ

ってなるのが毎回のオチだ

でも結局のところ何になってもだせぇしキモなので抗いようがないのだが今回みたいな文章だと「○○な話」とかにすればキモくなりようがないと最近気づいた

美術品はどの道キモだが、曲なら「○○の小品」とかにすれば嫌でもまとまりが着く。後々頭を抱えたくないのでこれを編み出してからはこれを愛用している

自分が最初にCDにした曲のタイトルが
「頑張ること」
だったのをついこの前自宅から現物を発掘して一瞬で真っ二つに消滅させたことから始まった話

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?