アラ還に考えること -「健康」振り返り-
健康にはさほど自信がない
小さい頃は小児リウマチであった
関節が痛くなる病気だ
よく母親にマッサージをしてもらった記憶がある
いくつか病院にもいったが
治療効果についてはよくわからなかった
この病気のせいなのか
運動能力は低く
体育はたいてい5段階の2
走るのも遅かった
疲れやすい体質だったのを覚えている
ただ、高校の頃になると症状は治まった
100m走で中学の時に負けていた友人に
高校の時には勝つことができた
このとき、治った?と感じた
社会人になってからは仕事のストレスと戦うことになる
残業が月100時間を超えていたこともあった
会社に泊まり込むこともあり
自分のことがコントロールできていない
転機は社会人になって14年目に訪れる
このころ、仕事にやりがいを見失った
子供二人はまだ小学生であったこともあり
やりがいでなくお金のために働こうと切り替えた
だが、そこから半年も持たなかった
文章を読むことがつらくなり、身体のあちこちに痛みが発生し
歩くことに障害が出てきて杖をついたりしていた
このままでは死んでしまうと感じ
退職することになった
身体も精神も、これまでで一番悪かった時期だ
自分ではうつ症状は気づいていなかったが
心療内科に通い薬を飲むようになると
元気な時の気持ちがよみがえった
そこで初めてうつを自覚した
退職後しばらくはハローワークに通う
ハローワークは職業訓練のカリキュラムもあり
そこで受講したことの知識をもとに
新たな業界に転職することになった
この時点で退職後10か月が経過
まだ最初は体力に自信がないことや
うつも完治したわけではないので
残業なしのアルバイトの身分で働き始める
この時出会った仕事は自分に合っていた
接客を通じ、仕事に喜びを感じることができた
今まで気づいていなかった自分の長所を自覚することができた
4年後、正社員として働くことなり今にいたる
身体の痛みはまだある
健康診断でもいろいろ異常値を指摘される
高血圧、腎臓の薬を飲み続けている
うつについては、もう病院には行っていない
心については、まあいい感じ
仕事との付き合い方がコントロールできるようになった
仕事と健康は切り離せないなと感じる
人から笑顔をもらうと調子がいい
私も笑顔が自然に出るよう心を整えたい
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