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1年をふりかえって

まず自分が指導者になったところから!
自分は高校1年生の頃に大きな怪我をしてしまい、プレーすることが出来なくなりました。
なのでそのまま2年生になったら退部しようと考えていたのですが、顧問の先生がいなくなるということで自分が学生コーチというかたちで指導することとなりました。

自分は高校受験が終わった頃から雑誌footballistaなどのさまざまな媒体を通してフットボールに対する見方が変わっていきました。
選手としてプレーしていた頃は、個人で守り個
人で運ぶプレーしか知らなかった自分が、組織で守り、組織で運ぶことを考えるようになりましす。そして考え勉強するうちにペップと出会います。彼のボールを前に運んぶための斬新なアイデア、攻め方だけでなくボールを失ったあとまで設計されたチームに感銘を受けました。
そんな時にきた指導者になるチャンス。
自分はペップの作るチームのような攻守共に相手を圧倒し、選手たちが決まりを守りながらも楽しみ、見ている人たちも楽しませれるようなサッカーを出来るチームにする これが目標でした。

結果はリーグは降格、新人戦は初戦敗退。

正直言うと自分は高校サッカーを舐めていました。いいフットボールをすれば結果はついてくると思っていました。しかしそれは違いました。フットボールには戦術なんなよりももっと大切な事があったのです、もちろん選手は自分のやりたいサッカーを出来るよう最大限努力し、自分もそれに答えて来たつもりでした。
ならなにが足りなかったのか。
もちろん自分のフットボールに関する知識やアイデアが少な過ぎたこともありますが、やはり1番自分に足りないもの、かつ1番指導者として大切なもの、伝える力です。それをall or nothingでのペップの練習や試合前の演説にきずかされました。

彼の演説は人を動かす力がありました。
自分はどうだったか、練習へのやる気が見えない時、選手が試合中プレーモデルから異なるプレーを選択した時、自分はそれを選手のせいにしていました。
でもそれは自分が上手く選手に自分の考えを伝えれなかったからだと思います。
いくら自分が知識を持っていたとしても、上手く伝えれなければ持っていないのと変わりません。選手の立場になって考え、自分の言葉をギリギリまで噛み砕きながら選手に伝え、選手と共に考える。

これが自分の1年間の指導者経験で痛感した1番指導者として大切な事です。                         指導者は選手なしでは存在出来ません。
選手いての指導者です。
そんなかけがえのない選手に自分の考えを伝えれず上手く導くことが出来なくて本当に申し訳ないと思います。これからは自分の言葉で人を動かすことができるような人を目指して頑張っていきたいと思います。



選手の皆様へ

1年間本当に自分についてきてくれてありがとうございました。後輩の皆さんは試合に出れない事も多くても試合でのサポートや、練習も一生懸命取り組んでもらい感謝しかありません。同級生は人生最後の部活になる人も大勢いたのにも関わらず結果を出せず本当に申しわけ無いと思ってます。総体こそ絶対優勝しようって毎週末朝6時からボールを蹴っていた事は一生忘れません。
本当に本当にたくさんの思い出をありがとうございました。いつまでも愛しています。



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