北海道の小学校の変化について分析してみた!
こんにちは!
今回は北海道の小学校の児童数と学校数の変化について分析してみました。
全国的に子どもの数は減っていますが、実際にどのくらい減っているのか、また、どの地域での減少率が高いのが気になり分析をしてみました。
今回のデータは、2010年、2020~2024年のデータで分析をしました。
まずは2010~2024の児童数の変化を折れ線グラフで見てみました。
2010年と2024年で比べてみると6万弱減少しているのが分かります。
このデータを見ると2020年と2024年で比べるとインパクトのあるVizになると感じ、2010年、2024年の比較を行いました。
2010~2024年での児童減少を地図を使って表しました。
赤ければ赤いほど減少率が高いです!
まず、計算フィールドで2010年、2024年の生徒数を引っ張ります。
IF 年=2010 THEN 生徒数の合計 END
IFを使って指定したい項目を限定することができます。
そして減少率を出すために2024年の児童数/2020年の児童数の計算フィールドを作りました!
そして市町村名に地理的役割を持たせ、地図を作製し2024/2010年児童数達成率を色に入れどれだけ児童数が減少しているのかわかりやすくなりました。
これと同じ手法で学校の減少率も見てみました。
学校数は2010年時点で減少してるとこも多く、白色の市町村に関しては2010年時点で市町村につき1つだけ学校があり、2024年もそのままのことが多かったです。
この2024/2020達成率の検証で、NULLになった市町村は2024年には小学校が市町村に一つもなくなってしまっていたので少し悲しかったです。。
最後にダッシュボードでは管内単位の生徒数10年比から、生徒数の10年達成率と、学校数10年達成率の管内にハイライトされるように工夫しました。
こういった地図や、周りと比べたいときはハイライトを使うと見やすくなると感じました!!
今回の分析では、生徒数の減少に悲しくなりながらも、移住者を多く受け入れているニセコ町や東川町では増加傾向にあり頼もしいなと思いました。
やっぱり子供が暮らしやすい制度の充実は大切だともおもいました。