マンガ・アニメで論文・レポートを書く:「好き」を学問にする方法
マンガやアニメを題材に論文・レポートを書く際のコツや注意点の本でもなければ、そういう方法の本でもないです。
小論文のアンソロジーをそれとわからないタイトルで出版するの、要するに嘘をついてお金を騙し取ってるわけで、真っ当な出版社ならやめるべきだよ。
こういう騙しの手法は人文系に限った話でもないけど、その悪質さは別として、そもそも研究内容の発表の方法としてなんで出版を選んでるんだ?と疑問に思う。こういったアンソロジーの中身は得てしてピンポイントな論で、とてもじゃないけれど採算の取れる中身でもないだろうに、商業の出版に乗せる理由、何なんだろう?
劇場版ポールプリンセス!!
実質プリティーシリーズ(制作会社とCG担当が同じ)。
これまでの女児向けシリーズでは「〇〇さんってスタイル抜群で憧れるなぁ」くらいに抑えていた肉体美を、女児向けではない今作ではきちんとCGで表現していて……端的に言うと、セクシーさに感動した。
胸とか腰とか尻とか、必要に応じてきちんとセクシーなんだよ……!
もう少し別の感想としては、何にでもエロを見出す人もいれば、何にでも競技性を見出す人もいるものだなぁとも思った。
暗号解読事典
暗号解読のフローチャートを作りたい!と思って再読。結論から話すと、暗号は解けないから暗号なのだった。
自分が"出題者"だったとして、レベル1は一般教養が幅広い人に解かれることを想定できる。
レベル1は「頻度分析」や「接触チャート(要は2文字以上の頻度分析)」を聞いたことがあるくらいの人なら、解読が期待できる。レベル2は専門的な手法を知ってれば解けるかもしれない。レベル3はたぶん現実的ではない(それでも戦時下には解く人が居るから怖いねェ)。……といった感じ。
話が長くなるので区切ろう!!!!
ヴィジュネル暗号について
(以下、説明が「合言葉」だったり「鍵」だったりするけど同一のものです。)
暗号解読の手法
(ここではシーザー暗号やヴィジュネル暗号など幅広い換字暗号への解読手法を紹介する)
フリードリヒ・カシスキの解読手法:だいぶ前に先述した、インターバルの約数を利用する手法。YouTubeで暗号解読とかで検索すれば出てくるよ。
ケルクホフスの解読手法:スーパーインポジションとポジションのシンメトリの2種類がある。
ウィリアム・フリードマンの解読手法:平文アルファベットと暗号アルファベットの対応が既知なとき、合言葉を発見することができる。
暗号解読事典は、こんなタイトルの割には、暗号の紹介の話がメインで、正規じゃない受信者が暗号を解読する方法に関しては非常に説明が手薄である。ついでに翻訳も怪しい気がする。(いや、ヴィジュネルまわりは紹介なのに説明がわかりづらかったぞ? たぶん重要な箇所での誤植もあったと思う)
わかんねーよ、「第1の鎖が完成すると、解析者は文字を験しのインターバルに書きだし、そのスペースが徐々に広がっていって、キーワードの平文の部分が判明する」の1文で済まされても!