2024年4月7日 期待しすぎてたな

 2か月以上ずっと考えてたけど、最終的に「『差別をなくそう』は女性には難しすぎるよね」みたいな結論になってしまった。半分は女性蔑視(というか失望)だけど、半分はまあ優しさで。

 「現実問題、女性が安全に暮らすためには男性(やトランス女性、ひいてはリスクだと感じる属性すべて)を差別することが必要なんです!」という生の声が相当数ある以上、差別をなくすのは理想的だけど達成は不可能だ。
 そこで無理して「『差別をなくす』という合意は共有されている」という社会的フィクションを信じてきた(信じるべきだと思って生きてきた)のを、今日からやめます。

 か弱い女性でも実践できるような、現実的な道徳を探そう……!
(そうしないと「これは差別じゃなくてぇ…」みたいな欺瞞で損をするのは自分たちだと思い知らされたから)


 「これまで反差別・反パターナリズムを掲げてきたけれど、実際には親差別・親パターナリズムの方が女性にとって有益で現実的なんです!」みたいな話は、本当ならそれこそフェミニズムの新派として誰かが堂々と主張するべきやつのはずなんだよなあ。
(アンチフェミの側が「要するにあなたたちが言いたいのはこういうことですよね?」って歩み寄るのではなく)

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