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あけぼの印刷社 山田さん 第二弾

家業イノベーター特集②

今回取材したのは、株式会社あけぼの印刷社 3代目の山田 周さんです。コロナの影響で現地に伺っての取材はできませんでしたが、オンラインでたっぷりお話を聞いてきました!

山田さん 取材写真

「リアルでは出会う機会がなかった方々とお話できた!」

家業イノベーション・アイデアソンでは、業種・年代問わずいろんな方がフラットにアイデア出しをします。普段関わることの少ない学生、異業種、家業に携わる方々などとお話しできたのは、いい経験だったと山田さんは話していました!

また、参加者の方々が真剣に考えてくれているからこそ、その期待に応えて毎回進捗状況を報告をしなければならないという緊張感をもって取り組めたこともイベントに参加したよさだったと話してくれました!普段誰からもマネジメントされることのない経営者の方々にとって、第三者とともに課題解決に取り組むことで、おしりに火をつけられいつも以上の力を発揮できる場になったかもしれません!

"小野瀬自動車さんの企画” は今どうなっていますか?

山田さん

あけぼの印刷社山田さんのグループでは、実際にクライアントである小野瀬自動車さんの企画を、参加者とともに考えました。イベントが終了し、実際に家業イノベーション・アイデアソンでディスカッションした内容が、どのように進んでいるのか聞いてみました!

「細く長くやることがコンセプト」

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小野瀬自動車さんの認知度をあげるために、アナログな手法のチラシのポスティングや、デジタルな手法のFacebook広告、Googleリスティング広告を行い、低予算で1~3月の間広告し続けています。その結果、取材を行った2/22時点では、アナログの広告から5件、デジタルの広告から2件の受注がありました。デジタル化が進む中でも、やはりアナログのアプローチの価値も高いということがわかりました!

「新たな課題も出てきました!」

実際にアクションプランを実行してみて、新たな課題が浮き彫りに!

① 紙とWebを行き来する顧客の創出

"紙媒体の広告を見てさらに詳しく知りたいと感じ、Webで情報収集をしてお店にくる” という理想的な流れを創り出す方法がまだ見つかっていないことが1つ目の課題。

② 情報が届いている人がほぼ同じなのでは?

お客さんからの反応が似ていることから、新規顧客の創出につながっていないのではないかという懸念がうまれました。これが、2つ目の課題。

課題に対して参加者とともにアクションプランをたて、実行する。取り組んだ結果をシェアして、新たな課題についてまた参加者と一緒に考える。この取り組みこそが、家業イノベーション・アイデアソンの1つの価値なのではないか。トライ&エラーを繰り返し新たな課題にぶつかり続けることで、前に進んでいくのだなと改めて感じました。

「本当の意味で "伝わる” 情報伝達を扱える会社を目指す」

工場内

"デジタル×アナログ×コンサル” を実現し、効果まで担保する会社を目指していると、山田さんは話してくれました!

"ライトタイミング・ライトコンテンツ・ライトウェイ”

顧客が求めているタイミングで、適切なコンテンツ・方法で伝えることができるのが理想。それを意図的に実現できる会社になりたい。これが山田さんの目指す広告だと語ってくれました!

やろうって会社がいないからこそ、チャレンジする価値がある

実現が困難だと思われることも、誰かがチャレンジをしてやり続けることで、後世では当たり前になっているかもしれない。こうして世の中は進化していくのだと感じました。

「振り切った人」を目指す山田さんに注目!

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今回の取材を通じて、山田さんの面白さを知ることができました!メーターを振り切って自分の限界を超えたいじゃん、世界の常識をひっくり返したいじゃん、と楽しそうに語る山田さんのこれからの取り組みには、ぜひみなさん注目です!

第三弾では…

家業イノベーション・アイデアソンで山田さんのグループに参加した方々にアンケートを行い、参加者の生の声をお届けします!さらに、クライアントの小野瀬さんにも取材をします。お楽しみに!

Tsukuba Place Lab 中井 遥


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