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ついに巡ってきた最前席②

初心者で巡ってくる方もいれば、なかなか巡ってこない方もいる。何度も巡ってくる方もいる。それが最前席。そんな話の続きです。

最前席を大満喫♡

すっかり雰囲気にも慣れ「4回目だし結構踊れるようになってきたな(当社比)」とか「キラキラ笑顔のあさみんが私に♡くれた!!」とかいい具合にリラックスして楽しむ私。

背中が汗で濡れているのはいつものことですが、最前だと背中だけじゃなく腕や肩が汗で濡れて肌がうっすか透けて見えた。シャツの素材にもよるのかも。今回のオープニング衣装、最高。あの透けるシャツ(違う)、ぜひ映像に残って欲しい。

歌っている時になかなか目が合わないかわりに、このお姿を何度も見ることができた。私も同じ景色が見たくて何回か後ろを見てみたけど、自然と笑顔になっちゃうほどきれいだった。ミッチーさんの横顔、絵画みたいに美しいよね。

しっかりめにセットされてた髪も、流れる汗、汗、汗…であっという間にいつも通りの濡れ髪に。ここまで汗の話が9割ですが、きっとみんな大好物だから大丈夫だと信じてる。

愛情表現という名のファンサ♡

ワンマンショーでは常にベイベー男子に対する愛情表現もりもりなミッチーさん。「目が合った」「ウインクされた」など、後ろベイベーや2階席だってありうるのが及川光博ワンマンショー。ワンマンショーに参加した方それぞれに、忘れられない愛情表現があるんじゃないかな。ぜひ聞きたい。

これまでの経験から「目が合ったら絶対そらさない」を意識し、参加意識を高く持っている我々親子。

年齢の割には歴も長めだし、年齢の割にはワンマンもそこそこ参加してるだけあって覚悟ができてるJK。

一瞬「私に?」と勘違いしたけど、不思議と分かるもんなんだよね。
バチコーーーンって長いウインクだったわ。あれくらいがっつりウインクしてくれると控え目な娘にも伝わってありがたい。これまでも「めっちゃ手を振ってくれてたねー」と言っても「え、私にだった?」なことも多々あったから。なんて奥ゆかしい…もっと勘違いしていこうじゃないか。

実は、完全に油断してた。最前なことに浮かれて手袋を客席に投げることも忘れてたし、ミッチーさんとのふれあいがあることも忘れてた。4回目なんだから流れを把握してるだろと思われるかもしれないけど、こういうところがほんとてへぺろこっつんこさんですね。

ひたすら「楽しい〜〜〜」となってたところに、突然のロックオン! 
「え?え?めっちゃこっち見てる。うわわわわわどんどん近づいてくるーーーー。ギャーーーーー!」

ロックオンってこんな感じなんですね。ロックオン仕草がプロ過ぎて全然動けなかったよ。こっちはまだ8年目なんだよ。

いざ、恋人つなぎ♡

さぁ、目を閉じて想像してください。
ピタリと目の前で足を止めたミッチーさん。
みんな大好き、ぴっかぴかの目のない笑顔を向けてくるミッチーさん。
昭和の少女漫画のように自らがキラキラ発光しているミッチーさん。
スッと出した手のひらをこちらに向けてくるミッチーさん。

……動けます?
今なら「すぐ手を出しておけばもっと長い時間手を握れたな」とか「娘と一緒に握りたかったな」とか色々思うんですよ。今なら!

いかなきゃと思うのに動けない。
その時、静かながらもしっかりと「トンッ」と私の背中が押されました。

おかげで無事に一歩踏み出すことができました!
手のひらに手のひらを重ね、失礼しますの意味をこめて軽く頭を下げたと同時に私からぐっと力をこめて指の間に指を入れました。

ミッチーさんの手、つめたい!
私の手、あっつ!
うわわわわわわ、私の手がぬれるほどびっしょびしょ!
指が、手が、ふるえるううううぅぅぅぅ!

すぐさまその手を娘の手に重ねておきました。
汗のおすそわけ。

円盤で数々の愛情表現を見てきたし、今年は久々に腕にキスも復活しましたし。「最前だから万が一に備えて腕も保湿しとこ」と言ってた娘を微笑ましく見てたのに、のに、のに、コレ。

「準備が全て」と日頃ミッチーさんの教えを心に留めておいても、「いざ」が来ればこんなですよ。やっぱりもっと妄想して、最初の一歩を踏み出す練習をしておかなくては。

いつものポジティブ変換をすれば、動けなくなったおかげでほわほわの優しい笑顔で待っていてくれるミッチーさんをひとりじめできた。そんな風にいつもどおり都合よく記憶を塗りかえておきます。

いつか私のようなベイベーを見かけたら、私も背中を押せる側になるぞ。

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