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初心者デビューの前の初生ミッチー

さかのぼること8年前。娘がS.D.R.に入会したけれど、ワンマンデビューはまだという状態の頃。

ワンマンショーに行く前に「リリースイベント」なるものがあると知った私。場所はオープン当時から行ってるラゾーナ川崎だから、子連れでも行けそう。ワンマンショーの予習にもなるし行くしかないな、と軽い気持ちで行ってみました。

テンション上がっちゃう♡

予習は念入りタイプ

S.D.R.に入会し、夏のワンマンショーデビューに向けて準備をする私。
ニューアルバム発売を心待ちにしつつ、せっかくワンマンショーに行くならこれまでに出た曲もしっかり聴いておきたいと考えた。

まだ公式YouTubeもなく、近所にTSUTAYAなどもなかった。仕方ないので近所の図書館で「及川光博」を検索してみたら、あった。

5〜6枚CDが見つかったので全部借りた。
中でも「20-TWENTY- 」と「禁猟区~サンクチュアリ~ 」が予習に最適だった。私は通勤の時に毎日聴き、娘が部屋で過ごしてる時や寝る時などさりげなくかけてみたりした。カンペキ。

パンチドランク・ラヴ発売

アルバムはCDとDVDと写真集がついた初回限定版を予約。せっかくリリイベがあるなら、私もただ付き添うだけじゃなくミッチーに会いたいので、通常版も予約しました。

テンション高めでかわいい

小学生以下申込不可だったディナーショーが特典DVDで見られると知りわくわく。

せっかくなのでディナーショー当日、会場付近をお散歩して写真だけ撮らせてもらいました。今思うとこれだけでいい思い出になったので散歩しておいてよかったです。

ドキドキのリリイベ当日

リリイベに参加するのも生ミッチーも初めて、しかも子連れだから無理はしたくない。でも、娘がしっかりミッチーを見られる場所から見たい。

14時からだったけど11時くらいに到着して会場の下見。ステージの前はかなり埋まってる感じ。さすがに抱っことかしないと2階じゃ見られないだろうけど、7歳を長時間抱っこはさすがに無理。
視界をさえぎらない1つ上の階から座って見ることに決めた。

早めにお昼を食べて、早めに座って。しばらくするとお隣に子連れの親子が座った。
「ママ、ミッチーすっごい久々なんだけどどうしよう。○○くん、どうしよう…」と5歳くらいの男の子に言ってる。ママ頑張れ。
今なら確実に話しかけてたな。

そうこうしているうちにスタート! 
総花柄スーツすごい。本物だ。トークが軽快だ。ベイベーさんたちの統率すごい。「メロディアス」と娘も練習してた「今夜、桃色クラブで。」を座りながらだけど一緒に踊れて大満足だった。

缶バッジお渡し会

ミニライブの前に特典お渡し会の整理券を参加券と交換しに行った。

「おい川光ひろさま」

「グループ8」だからかなり遅め。
司会の中山さんが待ち時間の間、ずっと話し続けてくださってたのが印象的でした。だんだん日も暮れてきた頃、ようやくグループ8が呼ばれた。

「ミッチーさんにひと言声をかけていいですよ」と言われたけど、初めてすぎて何を言えばいいのか分からない。
「応援してます」とかでいいのかななどと話してたら、列が移動して小休憩してきたミッチーさんが手を振りながら登場!

列になって一人ずつミッチーさんの前に出ていくので、どんな感じで進むのかが見えて分かりやすかった。
娘と私、どちらが先に行くか迷ったけど、流れも分かったし置き去りにするよりはと娘に先にいってもらうことにした。

あと一人で娘。ドキドキ親子。
前の人の一言が終わったらいよいよ!
あれ? 長いな…長すぎる。困惑混じりのほほえみスター。

笑顔のスタッフがスッと現れ、前の方の両脇をさりげなく固め出口へと誘導していった。去り際ギリッギリまで何かを大きな声で言っていた。

時が止まるってこういうことなんだな。
「お次の方どうぞ」でハッとする親子。
さくらももこワールドの登場人物みたいになってたんじゃないかな、我ら。

時が動き出し、次が娘だと分かった瞬間。
ミッチーさんの表情がパァァッて一気に笑顔になったの、私見たもん!

ちょっと腰をかがめて、うきうきを隠さない満面の笑顔で娘を迎えるスター及川光博
えぇ………なんてものを私は見せられているの!?
その笑顔のまま缶バッジを渡し、ミッチーさんが何かを話しかけている。

と思った瞬間、娘はものすごい勢いで走り去っていった。
腰をかがめたその姿勢のまま、去りゆく娘を見つめるスター及川光博と私。

再び時が止まった。
「お次の方どうぞ」でハッとする私、そしてスター。
ゆっくり見つめ合い「あんなことがあった直後だからびっくりしちゃったんだね」という微笑みで私を迎えてくれた。

「いやいやほんと娘がどうもどうも」と口には出さねどへらへらしながら前に進み、缶バッジを受け取る。
めっちゃ見てる、ミッチーさんが見てる。

え? なにこの慈愛に満ちた表情。ヴィーナス?

「オウエンシテマス」とカタコトで伝えた。
「ありがとう♡」と返ってきた。
そして私も爆速で退場した。

出たところで娘と合流し、2人で一気にあわあわした。
「前の人が連れてかれた!」「びっくりした!」「あんなことあるんだ!」「スタッフの人も笑顔なのに絶対許さない感じがプロだった!」とまずはトラブルにびっくりした感想を共有。

娘は目の前でのトラブルに驚きすぎて、缶バッジを受け取ってお礼を言ったらすぐに立ち去ってしまったみたい。
「ミッチー、すっっっごいやさしい笑顔で見てて、最後めっちゃびっくりした顔で見送ってたよ」と伝えた。

長い1日だったし、まさかのトラブルもあった。
そのおかげで、私の大切な娘をミッチーさんがあんなにも愛おしそうに見つめてくれる姿を見られた。
これを見られただけで、私も生きてきてよかったなと思いました。

生まれて初めて娘が好きになったのがミッチーさんで本当によかった。
この人なら安心して娘をまかせられる。
初めてのミッチーさんがこのリリイベでよかった。
そんな大切な思い出でした♡

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