【回顧】第53回札幌記念〜再タッグ希望〜

サクラとナリタで決着した札幌記念。

これが札幌記念ではなく中山記念なら、「千葉県」というキーワードでサイン馬券を買った方も少なからずいらっしゃったかもしれません。

冗談はさて置き、ヤマカツエースやエアスピネルが勝てなかったことは、メディアでも取り上げられるので話題となりますが、個人的には負けた馬の中で最も気になったのがタマモベストプレイです。

積極性のある先行から4コーナー手前で騎手の手が動くという、平凡な馬ならあとは直接ズルズル下がるのみの状況でしたが、この馬は違いました。最後にもうひと伸び見せて勝ち馬とはわずか0.5秒差の7着という結果。

鞍上の吉田隼人に何ら非は感じませんが、こういうレースぶりを見ると、あの騎手に乗ってもらいたい・・・と思ってしまうのは私だけではないはずです。

その騎手とはデビューからクラシック戦線をこの馬と共に戦っていた、和田竜二。

和田竜二は長く追い続けることのできる騎手の一人であり、今回のタマモベストプレイの走りにはピッタリだと思います。昨年の小倉記念でクランモンタナが勝てたのも、間違いなく和田竜二あってのこと。

ベテランのタマモベストプレイが、あと何戦戦うのかはわかりません。まだ力を発揮できるうちに、和田竜二との再タッグで競馬界を盛り上げて欲しいですね。

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