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マイク沼にハマッてたどり着いた理想の録音機材

しばらくマイク沼にハマっていました。なにか情報をみつけるとポチるという生活がつづき、自分でもやばいと思っていました。

しかし、ここ数日で、おお!と思うほどの、音質向上が見られ、価格的にも満足のいく結果となったので、沼からは脱せそうな気がしました。

わたしがたどり着いた沼の出口をご紹介します。

録音機材の基本

録音部屋と電源→PC→ケーブル→マイク、という録音形態は変わりようがありません。ですから、これらの要所要所で品質向上を目指す、としました。

録音部屋と騒音:これは自宅録音なので変えようがないのですが、どうやら、まわりにあるHDDのファンやPCのファンがけっこうな音でした。ですので、ケーブルの可能な限りなるべく離れることにしました。また、単指向性のマイクをつかい音のなるほうを背に向けることで、向上しました。

電源:電源ノイズをフィルターする電源タップにパソコンを繋ぎました。あとは理想は、電源タップを壁から直接とり、アースをつなげるくらいです。

FURMAN SS-6B

ケーブル:ノイズカットできる、フェアコアライトつきのものを選びました。ただ、今回使ったマイクでは、もともとUSB埋め込みタイプでしたので、USBケーブルはこだわりきれませんでした。

マイク:単指向性のものを使用。騒音を背にむけて設置。ポップガードも購入。あとは、リップノイズを減らす喋り方をマスターしたい。

実際の録音テスト

FIFINE K669B

TASCAM DR-05X

SONY ECM-PC60

無音部分があきらかに変わるのがおわかりいただけると思います。FIFINEはいわゆる中華メーカーですが、YouTubeなどのレビューでもなかなかの高評価です。

波形まで調べれば、その価格なりの音の解像度の低さはわかります。FIFINEは安価なマイクにありがちな下振れが少ない波形になっています。それでも音質の違いは素人にはわかるレベルではありません。いやはや凄いですね。今後は、このあたりにこだわるくらいですかね。

それぞれの波形

振り返って

以前、タモリ倶楽部で自宅に電柱をひきこむ、マイ電柱をもっているオーディオマニアさんの放送回がありました。当時はふ~ん、くらいにしか思わなかったのですが、今回いろいろ試してみて、自宅に電柱を引き込みたくなる気持ちがわかりました。

ノイズフィルター付きの電源タップ、本当にかわるんですよね。

よく考えると、電気機器で録音するのに、電気ノイズをいかに減らすかという矛盾したことをしようとするわけですので、たいへんなのは当たり前なのですよね。でも、今回マイク沼にハマってみて、こだわるところがわかって、かつそれぞれについて、いちおうは投資した見返り分の音質向上は見られたので、満足です。

ポッドキャストやラジオ配信、ライブ配信している人の参考になれば幸いです。そしてもしよろしければ、私のラジオもフォローしていただけると嬉しいです。こんな話題やYouTubeのことや、ニュースまとめをつぶやいています。


この記事は吉田喜彦個人が書いています。