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SSDクローンでDAWやプラグインが認証通るか実践してみた

突然思い立ったんですよ。

・サブ環境ノートPCのSSDが手狭になってきたから換装したい
・ノートなのでクリーンインストールは怖い(専用ユーティリティ等がどう悪さするか分からない)

→ならばダメ元でクローンソフト試してみよう
ということで、下記を参考にノートPCのSSDクローンにチャレンジしてみました。

[参考]

CrucialやWestern Digital等、一部メーカーのSSDには、標準でクローンソフトのライセンスが付いてきますので、今回はCrucialのSSD(2TB)でチャレンジ。

■クローン自体は30分くらいで終了


新品のSSDをテキトーなSSDケースに突っ込んでUSB接続。

Crucialで配布しているアプリをダウンロードして、基本はウィザードに従って操作すればOK。
30分くらいでクローンは終了、そのままクローンしたSSDをノートのSSDと入れ替えて起動したら、すんなり起動。

■制作系以外のアプリは観測範囲で全部動く

後述する音楽・画像・映像系以外のアプリは全てそのまま動きました。
細かいOSの設定もそのまま引き継ぎ。
思ったよりすんなりでちゃんと動くので結構驚き。
Dropbox, Office(Microsoft 365), Slack, Teamsその他もろもろ、ネット認証が絡むアプリも基本的に全部そのまま動きました。
ナンだったらクローン時に来てたWindows Updateもちゃんと引き継がれます。

■クローン時の注意点

Dropbox等のストレージを自動で動かす系アプリや、DiscordやSlack, Teams等のメッセンジャーアプリ、その他常駐系アプリは極力すべて終了しておくこと!
(万全を期すならネットも繋がない方がいいかもしれない
クローン中に何かストレージに操作が加わるとエラーで終了(又は失敗)することがあるっぽく、僕も初回はクローンに失敗しました(失敗してもそのまま再チャレンジできる。

常駐系に気を付けつつ、何度かチャレンジする覚悟で臨むのがいいでしょう。

ということで、以下、音声・画像・映像系アプリで認証が通ったもの、通らなかったもののリストです。

■DAW系

・Ableton Live ×
・Samplitude 〇
・Cubase ×

※ノートでCubase普段使わないんで、本当に×なのか、元々何かの拍子に認証切れてたのかは実は判断がついてません。。。

■プラグイン系

・Waves 〇
・iLok系 〇
・Softube 〇
・IK Multimedia ×
・Plugin Alliance ×
・Addictive Drums ×
・D16 〇
・reFx(Nexus, Vanguard) 〇
・iZotope ×
・A.O.M 〇
・Goodhertz ×
・Polyverse 〇
・Synthesizer V ×
・Sylenth1 〇

ここに書いてないプラグインもだいたい通ってます(特にiLok使うものは観測できる範囲では全て通ってます)。

■音声合成系

・Voisona たぶん〇(知声は使えた、有料ボイス持ってないのでそれ以上の検証不可)
・VOCALOID △(5 Editor と 4系は〇、5のボイスと6系は×)
・A.I.VOICE 〇(初代, 2共に)
・CeVIO AI ×

■画像・動画系

・Adobe CC ×
・Vegas Pro 〇
・Davinci Resolve ×

■案外色々すんなり動く!

認証通らなかったものの対処(SSDを元に戻して認証解除)とか含めても2~3時間で復旧できたので、環境移行の時短テクニックとしてもクローンは案外便利に機能しそうな感じ。

■面倒だったもの

強いて言うなら認証解除をブラウザからできない系のアプリはちょっと面倒。
とはいえそれもVOCALOID系とiZotope系くらいで、他はだいたい新SSD側から旧SSDの認証を外せるので、まあ総じて「SSDクローンは気軽にやって良し」だと思いました!

以上!

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