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「限りなく白く」のみなさんへ 〜夢のまま 終われない〜

 あの日(6月2日)から3日経ちました。正直、まだ全然感情の整理ができていないし、きっとぐちゃぐちゃの文章になると思うけど、それでも書かずにはいられません。

 限りなく白くがTIF2024全国選抜LIVE東日本Cブロックにエントリーすると発表された日、6月2日に札幌で選抜ライブがあるとわかった瞬間(もう一つ強く推していたグループのライブが遠くであることもわかっていましたが)、迷わずに札幌行きの航空券と宿の手配をしました。

 その後、選抜ライブのチケット先行抽選予約が始まると、発売開始時刻とほぼ同時に申し込みました。たとえ先行抽選に外れたとしても、一般発売でもう1回申し込んで、何があっても選抜ライブに行くつもりでした。

 あなたたちがTIFという夢のステージに立つ瞬間の喜びを、はじめから見届けたかったからです。SHOWROOM予選もまだ始まっていませんでしたが、今のかぎしろの勢いなら予選は難なく通過すると信じていました。

 その期待にしっかりと応えてくれて、東京遠征のために他のグループより配信日が1日少なくなるというハンデがありましたが、SHOWROOM予選を3位で見事通過して選抜ライブに進んでくれました。

 そして迎えた6月2日、全国選抜ライブ本番の日、前物販の時間を物販ではなく勝ったらチェキ券が貰えるじゃんけん大会にしてくれたおかげで、楽しそうにファンと笑い合うメンバーの姿を見ることができました。物凄い人がじゃんけん大会に集まったからなかなかにカオスな状態でしたが、きっとあなたたちの緊張をほぐしてくれたに違いないと思います。

 じゃんけん大会が終わって予選Bブロックが始まって、3組目のSEが流れていよいよかぎしろの出番がきました。チケット先行抽選に当たって、しかも悪くなかった整理番号のおかげで、予選は下手の最前列で見ることができました。1曲目、プロローグのイントロが流れはじめて、いつものように踊りはじめたあなたたちの表情は今まで見た中で1番晴れやかで本当に美しかったです。それを見た瞬間に「絶対に行ける」と思ったら、熱いものがこみ上げてきました。

 本当に、一瞬でも気を抜いたら大観衆の前で大泣きしてしまうところだったので、ずっとこらえながら今までで1番素晴らしいパフォーマンスを見せてくれて、1番素敵な歌を聴かせてくれた、過去最高に綺麗なあなたたちを見ていました。

 「あなたがやりなさい」と特に任命されたわけじゃないけど、アイドル経験を活かしたリーダーシップをいつも以上に発揮して、メンバーをまとめ上げて普段以上に元気な歌声を聴かせてくれたななこし(白瀬ななこ)。

 メンバーで唯一東京から北海道に移住してきて、「半端な覚悟でステージに立ってるわけじゃない」という気迫をいつも以上に漲らせて、安定した歌を聴かせて素晴らしいダンスを見せてくれたざわ(藍沢未羽)。

 名前の通り、優しい愛でファンを包み込むパフォーマンスを見せてくれる高音パートの要が、いつも以上に伸びやかで綺麗な歌声を聴かせてくれて、笑顔もとても素敵だったゆりゆり(二葉優莉愛)。

 ダンスが得意で無邪気な笑顔が魅力の、アイドルであることがとても似合っている、いつも以上にキレキレのダンスを見せてくれて、普段以上に無邪気な笑顔が眩しかったこはてん(斉藤心春)。

 そして、どう考えても緊張はあったはずなのに、一切それを見せずにいつも以上に堂々としたパフォーマンスを見せてくれて、今までで1番張りのある歌声を聴かせてくれて、見る人全てを魅了する笑顔が過去最高に美しかったいとちゃん(山田一十)。

 失敗は許されないと、過去最大のプレッシャーを感じていたことでしょう。あまりの緊張で眠れなかったメンバーもきっと居たと思います。それでも乗り越えて、前の日までとは明らかに違う、デビューして1年未満だとはとても思えない、最高のステージを見せてくれました。その結果が、予選でも決勝でも、SHOWROOM投票1位という、誇り高いものになりました。

 決勝では、総合1位になったグループとは1点差で惜しくも2位でしたが、あなたたちは負けてなんかいません。昨年9月23日にかぎしろがデビューしてから今まで紡いできた物語を、もっと感動できるものにするために、芸能の神様がもう1回ステージを用意してくれたのだと思います。

 予選も決勝も、SHOWROOM投票でかぎしろが1位だったことに、どうか胸を張ってください。かぎしろファンはもちろん、何気なく配信を観ていた人たちも知っています。TIFのステージで1番見たいのはどのグループか、あの日他のグループにも負けない最高のパフォーマンスをしたのはどのグループなのか、予選も決勝も38%以上という支持率に表れています。

 決勝のグッズ投票が1位だったことも、誇りに思ってください。自分も含めたファンがそれだけ、どんな手を使ってでもかぎしろにTIFに出てほしい、何があってもこの日にTIF出演を決めてほしいという熱い思いがあったからこそです。「ファンにお金を使わせてしまった」のではなく、「それだけの熱量を持ったファンがたくさん居た」それだけのことです。

 デビューして8ヶ月と10日で、これだけの大人数の心を動かすことができるグループなんて他にありません。他のグループのパフォーマンスも素晴らしかったですが、あの日のかぎしろは、予選も決勝もどこのグループよりも輝いていて、5人とも過去最高に綺麗でした。

 そして翌日、White Mondayのライブを配信で観てびっくりしました。明らかに6月1日までとは違う、メンバー全員が確実にレベルアップしたとわかる、これもまた最高に素晴らしいステージでした。  
 
 今回の一連のTIF予選で、かぎしろの最大の強みがわかりました。とてつもないプレッシャーがあるはずの大舞台でこそ、それまで以上の最高のパフォーマンスをすることができる、恐ろしいまでの集中力とメンバーの団結力です。

 それは、デビューしてから今まで、メンバー全員がレッスンもステージも一度たりとも手を抜かずに常に真剣勝負してきたから培われたものです。辛いときや、投げ出したくなるときもあったと思います。しかしそれを乗り越えて頑張ってきたからこそ、大一番で過去最高のパフォーマンスができ、たくさんの人の心を掴むことができました。

 まだ、TIFへの夢は終わっていません。7月6日、セカンドチャレンジではきっとあの日以上のステージを見せてくれるに違いないです。過去最高を更新して最高の結果を出して、今度こそTIF出場を勝ち取り、ファンと共に喜び合いましょう。

 夢のまま、終われない。


 


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