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DOV期 2Pick エルフ 2つの方針

はじめに

DOV期2Pickエルフについて解説します。メインプランは横展開からの疾走で相手の体力を詰め切る動き(以下アグロプラン)で,サブプランは強い除去と回復によるリソース勝ち(以下コントロールプラン)です。

ブロンズ・シルバー枠

以下の表の重要度に沿ってPickしていきます。Pickの序盤はアグロプランを目指しますが,「リソース回復」カードや「終盤以降の除去・盤面形成」カードが多く取れ,「疾走」カードが少ない場合はコントロールプランにシフトします。

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難しい点はアグロプランに重要な「疾走」カードがブロンズに,コントロールプランに重要な「リソース回復」カードがシルバーに固まっている点です。また,「陽光のエルフ」はどのような組み方をしても必ず欲しいカードで最優先でPickしますので,同じシルバーの「リソース回復」カードは意識してとるようにしたいです。アグロプランをとる際は2種合わせて1枚確保,コントロールプランをとる際は合わせて2,3枚確保したいです。

肝になってくるのがブロンズで「疾走」カードと「終盤以降の除去・盤面形成」カードが左右に割れたときです。全体で7,8枚目,ブロンズの2回目の択までは「疾走」カード側を積極的にとることが多いですが,13,14枚目,ブロンズの3回目の択からはシルバーでとれたカードなどを見つつ,コントロールプランを目指した方が堅実そうであれば「終盤以降の除去・盤面形成」を優先することもあります。もっとも,フェアリーアサルトに関しては4コストで打った際にアグロプランに対する寄与度も高いため,かなり優先度は高いです。

上の表に入っているカードはブロンズ・シルバー枠の中で評価の高いカードで,Pickを進めるうえでの核となります。他のブロンズ・シルバー枠,ゴールド・レジェンド枠,ニュートラル枠のカードでパワーの底上げや各プランの補助をします。

ゴールド・レジェンド枠

上記のブロンズ・シルバーカードと比べると提示確率は低いものの,ゴールド・レジェンド枠のカードの中にはゲームに与える影響の大きいパワーカードが含まれます。

以下に,各ゴールド・レジェンド枠のカードのアグロプラン・コントロールプランに対する寄与度を評価した図を示します。

図1

右のほうがアグロプランに対する寄与度が高く,上のほうがコントロールプラン寄与度が高いという評価です。右上のほうの瘴気の妖精姫・アリア,ギガントパスチャー,ギガンティックブロッサム,フォレストダーク・レオネル,魔眼の狩人・ソーン,宿命の狐火・セッカまではアグロ,コントロールのどちらのプランにも大きく寄与する文句なしのパワーカードと言えると考えています。最優先で確保しましょう。

また,世界・ゼルガネイアからずらっと左に並ぶニュートラルレジェンドカードもパワーの高いカードが多いです。ただこちらはメインプランのアグロプランに対する寄与度はそこまで高くないため,見た目のパワーほどは積極的に取りに行きません。

対して右下付近にあるオシャレハザード・ネルシャですが,こちらは2/2を並べるだけでそこまでのパワーを感じませんが,上位のネメシス・エルフにAOEが少なく横処理に苦労すること,メインプランであるアグロプランの横並べというステップにこの上なくマッチすることから,見た目以上に評価が高いです。

地を裂く異形についても融合条件が難しい場合もあり安定感がやや欠けるものの,2枚だけ混ぜて6,7ターン目に疾走させられればそのあとのブレードエルフやウィンドフェアリーの圏内に入れることができるので,アグロプランへの寄与度が高く評価を高めにしています。

最後に

Pickする際に単純なカードパワーで比較するだけでなく,そのクラスのメインプランとの整合性も意識することが大事だと考えています。

そのメインプランはカードプールのうち提示率の高いブロンズ・シルバー枠の,特に新弾のカードの影響を強く受けます。

こういった意識は他のクラス,今後の環境においても活用できると考えています。

最後までお読みいただきありがとうございました。何か一つでも気づきのきっかけがあれば幸いです。

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