アニメ -Wake Up, Girls!の感想-  幸せの欠片

アニメ -Wake Up, Girls!の感想-  幸せの欠片

かげ

http://www.nicovideo.jp/watch/1389334502

1度はアイドルの道を下りた主役「島田真夢」と、駆け出しのアイドルたちが参加するグループ“Wake Up, Girls!”。通称「WUG」。
 そんな彼女たちが日本一のアイドルを目指す「挫折と友情」の物語だ。


 この作品を見る際に、1つ注目してもらいたい点がある。


 それは「プライド」だ。


 「プライド」こそが、この作品の面白さの1つであり、重要なポイントになっている。
 そんな「Wake Up, Girls!」には、大きく2つのアイドルグループが登場している。
「I-1クラブ」と「WUG」だ。


 システマチックに最前線をつき進む「I-1」。
 右も左も分からない中、1歩づつ歩みを進める「WUG」。


 アイドルグループという集団で活躍する彼女たちは、様々なプライドを持ちながら努力し、悩んでいる。


 主役である「真夢」もその1人だ。


「真夢」が「I-1」で活動していた際、仲間のことでプロデューサと揉めてしまう。
 その結果、「I-1」の仲間同士で戦うことを強いられてしまい、彼女は「I-1」を辞める決断をした。


 彼女はここで1つ、大きな問題を起こしてしまう。
 それは、「手段の目的化」だ。


 彼女の目的は、「アイドル」であり、「I-1」という場所は、あくまで手段でしかない。
 だから、手段は「I-1」でなくてもよかったんだ。


 けれど、彼女は手段でしかない「I-1」を辞めたことで、目的である「アイドル」も一緒に諦めてしまう。
 手段が目的になってしまい、本来の目的を見失ってしまった。


 目的が無くなり、歩みを止めた「真夢」。


 そんな袋小路に迷い込んだ「真夢」にきっかけを与えたのが、「林田藍里」という親友だ。
「藍里」の言葉を聞き、「真夢」は、自分の目的が何なのかを再確認することができた。


 そう、アイドルになる道は、けしてひとつじゃない。


「真夢」が持っていた“プライド”。


 それは、「どんな道でも、仲間と共に進む」こと。


“アイドルの祭典2014”の決勝戦前。「七瀬佳乃」抜きでの決勝戦を辞退すると、「真夢」が提案したんだ。


 そして、「WUG」のみんなも同じプライドを持っていた。だからこそ、全員で決勝戦に出る決断することができた。


「真夢」は気付いたんだ。自分は欠片なんだってことを。
 欠片のまま進んでしまうと、ヒビが入り、いつか壊れてしまう。


 欠けた部分を、自分だけで埋めることはできない。
 それは、「WUG」という仲間がいることで、補いながら目的へ向かうことができる。


「真夢」は、自分を幸せにするために、「WUG」という欠片を手にしたんだ。
 そして、“WUGのみんな”に欠けている部分。その部分に、自分の欠片を添えるってことなんだ。


「真夢」には、「WUG」のみんながいた。
 だからこそ、彼女は1歩前に進むことができた。


「挫折と友情」の物語。この2つを結ぶ「プライド」が、“Wake Up, Girls!”の面白さなんだ。


 これって、夢物語だろうか。


 もしかしたら、自分に仲間なんていないと思う人がいるかもしれない。
 安心してほしい。僕たちは完璧じゃない。
 それに気付けたら、大丈夫。


「Wake Up, Girls!」に仲間がいるように、僕たちにも仲間がいるんだ。


 このネットの中に。


Wake Up Girls!公式サイト

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