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1people,1life,1destiny#2

昼食にレンチンペペロンチーノ作ろうとしてタッパーにオリーブオイルとニンニク粉末と鷹の爪入れて加熱したら、タッパーに穴が空いてしまい、文字通り絶望のパスタを食す羽目になったかげとらです。

ペペロンチーノについて調べたら、塩とニンニクと鷹の爪とオリーブオイルだけで作れるから貧乏人のパスタや絶望的な状況でも食べられるパスタと揶揄されるそうな。

さて、今回は先日出演させて頂いた
『LIGHTNING FLASH 10th ANNIVERSARY』
@Club HATAGAYA ROCKERS旭川

を振りかえって綴ろうかと思います。

トレイラー動画
https://youtu.be/wpGYv-aE1zE


今回は北海道唯一のRoots SoundSystem
『LIGHTNING FLASH SoundSystem』の10周年を記念し、Jah Shakaと共に僕がプレイヤーを志すきっかけとなったJAH-LIGHT S.Sが来道しました。
JAH-LIGHTさんとSONSHI MCさんといったら僕が2014年に食らったプレイと全く一緒。
当初はJAH-LIGHT S.SをLIGHTNING FLASH S.Sで本場のRootsReggaeを食らいたいと思っておりましたが、思いがけない事にLIGHTNING FLASH=IMAIMANさんのご厚意により出演させて頂く運びとなりました。

また、函館のDJ,Selectorの間で噂になってたvintage Reggae Selector TABURAさんともお会いできると、北海道RootsManサミット的な正にANNIVERSARYな出演陣となっております。

僕がプレイヤー始めた頃には既にRootsReggaeのレギュラーダンスは無く、僕自身主催の陀武loungeを除いては初のRootsReggaeのダンス出演。
もう舞い上がって仕方なかった。

生まれて初めての高速バスに乗り、札幌経由で旭川へ。
旭川に着いたら重たい雪な吹雪でセブンイレブンとネットカフェを探すのに心が折れそうになったのは内緒です。
ただ、セブンイレブンの若い店員さんもネットカフェの若い店員さんも物腰柔らかで親切で旭川って良い人多いなぁと。
道行く女の子もめんこいし。

ネットカフェで弁髪整えて、アフリカンシャツに着替えていざClub HATAGAYA ROCKERSへ。

既にJAH-LIGHT S.SとTABURAさんが到着していて音出しの真っ最中でした。
本物のJAH-LIGHT S.Sと話してるなんて既に夢見みたい。

去年の夏にMDS crewがLIGHTNING FLASH S.Sを招聘し、秋に旭川に寄った際に聴いた以来ですが、最高の出音っ。
音出しの段階で身体中が低音で震える感覚とメリハリのある高音、中音は東京で食らったUK styleのSoundSystemと遜色ない。
オーナーのIMAIMANさんもここまで出したの久々だよと。

余談ながら、LIGHTNING FLASH S.Sはスピーカーユニットに今は亡きSONIC ARKやゲストのJAH-LIGHT S.Sから受け継いだスピーカーユニットを使用しており、SoundSystem単位でRoots&Cultureを体現しております。

サウンドチェックでは70年代early ReggaeやAugusta Pablo使いましたが、ダンスが始まるとNewRootsばっか!これはと急いで選盤し直して、何とかかんとかお祝い出来たかなぁと。
ただ、Benidubディレイとdubサイレンアプリ使えなかったのは痛い。現場でのセッティングも覚えなきゃない。
DJM900以上の外部機器の使い方よ。。。取り付けるだけじゃダメなんか。
アプリに関しては出演者それぞれ様々なメーカー、どころかワンオフのdubサイレンを持参していてちとアプリを使うのを躊躇した次第です。

しかし、IMAIMANさんもTABURAさんもJAH-LIGHTさんもEQビタビタでえらい鳴りしておりました。
MCもスタイリッシュでイントロからアウトロ、若しくは裏返してdubもかけるのがUK styleながらディレイ使いとdubサイレンで全く冗長さを感じない。
全体的に90’s〜00's中心のselectionながら四者四様のRootsReggaeを思う存分浴びれた。

お客さんもgood vybzでyoutubeで見るJah ShakaやABA SHATI-I,IRATION STEPPARSのダンスのまんま!
バーカン付近では談笑する人達、ナンパする外国の方としつこいナンパを嗜める人など良い意味で活気に溢れてました。
RootsReggaeがそのまんまのstyleで受け入れられる様は正にZION!!!

これまでの10年とこれからの100年を祝うに相応強いパーティーでしたっ

JAH-LIGHT S.Sが素晴らしくて、東洋化成のカッティングエンジニアとしても著名なJAH-LIGHTさんでしか成し得ないオリジナルdubplateラッカー盤を用いたプレイは最高の最高っ!!!
またインストstepperに限らず、アーティストのリリックのはいったdubplate、dancehall好きも思わず反応するキャッチャーなtuneも。

SoundSystem制作からレコードのカッティング、アナログ機材の大半に携わり、知識も精神性も
Roots&Cultureを体現するJAH-LIGHT S.Sの域に達してこそ『Reggae』のサブジャンルの垣根を壊せるんだなぁと打ちひしがれました。
JAH-LIGHTさんもSONSHI MCさんも同じ人間とは思えないくらい素晴らしい人でやっぱり今思っても夢見たいだ。
「RootsManはジェントルマン、人々の模範とならなければない」
「そのサクダブのtune懐かしいね。俺カッティングしたんだよ」
雲の上の人。
4年越しの僕のRootsReggae&dubの答え合わせは僕はまだまだRootsReggaeを知らないという事にたどり着きました。

『LIGHTNING FLASH 10th ANNIVERSARY』はこれからの北海道RootsReggaeの指針となる素晴らしいパーティーでしたっ


翌日は札幌にて
『Voice Of Dub』
@THE HAKATA札幌

にお邪魔しました。

以前から行きたかったけども中々タイミングが合わず、今回はガイダンス。
札幌にてRebel musicとしてのDubをし続けるVoice Of Dub。
毎回、フライヤーもお洒落であらゆる角度からアプローチするDubは必見です。
常設されるKANON Soundがまた良い鳴りするんです。

会食の際も貴重なお話が聞けて、JAH-LIGHTさんと同じ空気吸ってるだけで有難くなる。
して、道中TABURAさんとJAH-LIGHTさんって年幾つなんだべって話してたのは内緒です。

Voice Of Dubも素晴らしいパーティーで、初めてきたパーティーだのに疎外感もないし、お洒落でお客さんもgood vybz!

普段耳にする事のないテクノアプローチのdubからstepper、UKDubstepと洗練された選曲で新鮮でした。
バーカンの方ではDubに纏わる映画が映され、興味深々。

ResidentのVoice Of Dub crew一人一人がお客さんを応対し、すげー良い雰囲気でオーガナイザーとしても大変勉強になります。

今回、旭川〜札幌と道中キャリーカートの車輪が折れながらも、実り多い旅でした。

ゆくゆくは函館、札幌、旭川と相互に扶助し合ってCultureを築いていければと切に思います。

最後に今回誘って頂いたIMAIMANさん、二日間お世話になったTABURAさん、札幌では初linkにも関わらず良くして頂いたDubby Junさん、JAH-LIGHTさん、SONSHI MCさん、旭川〜札幌と乾杯して笑い合った皆様、ありがとうございました。

今回の旅に関わった全ての人に最大限の感謝と敬意を。

Jah Blees

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