スクロールすらだるい若者

近年、ビジネスの戦場はスマホ上で行われる割合がどんどん増えている。リアル世界の看板を出すよりも、デジタル広告に頭を使う。

各社がどんどんとユーザーを獲得し、定着させることを考え、素晴らしいUXを考えている。
そんな中、インスタグラムってのはすごい。もうすごいわけです。どれくらいすごいかって言うと、aikoについてのブログを書いてる人がいきなりビジネスについて語り出すくらいすごい。

※UXってのは、なんかアプリとか触ってて、「すげー」ってなることだ!
なにかアプリを触って「すげー」ってなったら、「UXがいいね…」とつぶやくとモテるぞっ!

インスタグラムは当初、全然違う投稿サイトだったが、「ユーザーは写真加工を楽しんでいる」ということに気づき、サービスの方向性を一気に変えた。その結果、急速にユーザーが増えていき、あれよあれよとfacebook社に買収された。

そしてさらに、インスタグラムは「ストーリー」と言う機能を搭載した。これがやばい。インスタグラムは「おしゃれな写真投稿SNS」だったが、ストーリー機能によって、「みんなの日常シェアSNS」となった。もうめっちゃみんな見る。すごいみてる。すごいみんなライブに行ったり、焼肉食べてることがよくわかる。

しかし、今回題材にしたいのは、そこではない。
インスタグラムは画面いっぱいに投稿を表示し、タップやスライドによって、次の投稿を見るように設計されている。これはやばい。

従来、SNSは縦長で、スクロールしてコンテンツを閲覧するものだった。しかし、ストーリーは目を動かす必要がない。ぽんぽこ押していればいい。

今や、ストーリーに慣れた若者は、スクロールすらだるいと思っている。
もはやテキストなんて読まないし、写真でさえさっさと次にいってしまう。
(Googleの検索UIもスライドとかで見れるようになったよね)

最近はスクロールしないデザインのサイトが増えている。
なんだかおもしろいなぁといつもみています。

例えばこんなサイトデザイン

▽株式会社考え中▽
https://thinking.co.jp/

▽いいわけチケット▽
https://www.tokyotower.co.jp/iiwake/pc/index.html

先日、自宅の猫の首輪がボロボロになっていることに気づきました。サポートしていただいたら、猫の首輪にして、noteに投稿します。