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講談社のゲームクリエイターズラボに応募しました
一次選考落ちしました(おわり)(あとは企画書について書きます)
今回は開発中のこちら、「連海撞球倶楽部・ウィナーズブレイク」の企画書を提出しました。
(Steamにデモがあります)
1. 企画書を書こう
(開発予算)1000万円(最大)が欲しいかー!――ほしい!
というわけで企画書を書きましょう。スポンサーにどういう作品で、どういう要素をウリにしているのかちゃんと示さないといけませんからね。
今回はこんな感じにしました。(企画書目次)
プロジェクト概要
(ストーリー)あらすじ
本作の特徴
キャラクター
(開発)チーム紹介
シナリオサンプル
ホントは販売予測とかも入れたかったけど、今回はこれまで開発してきた作品と毛色が違うからちゃんとした数字が出せなかったため、除きました。うーむ、無念。
プロジェクト概要
どういうゲームかを簡単に示しましょう。「ウィナーズブレイク」はビリヤードをするギャルゲ(直球)なので、「ビリヤードアドベンチャーゲーム」としました。概要は簡潔に書いて、後の項で内容を詳しく記すと良いですね。
あらすじ
今回はストーリー仕立てのゲームなので簡単に記しました。今回はこれも簡単にまとめました。シナリオサンプルを巻末につけてますし……
本作の特徴
ここに一番力を入れました。細かい要素なんかは末尾に箇条書きでまとめて、一番強調したいものを中心に書きましょう。今作は自由行動とビリヤードの二部構成になっていて――自由行動の行動がビリヤードの試合に影響を与える云々を書いたよ。
キャラクター
何やかんやでストーリーを動かすのはキャラクターなので、ここも結構力を入れました。後述するシナリオサンプルを読むにあたって、キャラクター理解を深める要素になるかなぁと思ったからね。
チーム紹介
これまでの実績とか過去作品についてまとめました。開発のメインは致意くん、だいたいコード・ビジュアル・サウンド、だいたい全部やってる。ヘッダーになってるキャラ原案は千陽兄貴がやってくれました。彼の過去作品のキャラデザもだいたい千陽さん。
わしは翻訳と一部シーン演出、演技指導と物書きを担当しています。
(何やかんやで実績がデカくなってる致意くん。今作のためにUnityの勉強をしています。)
シナリオサンプル
冒頭部分の台本という形で書きました。大まかな話の展開は作ってもらっているので、わしはシーン演出や会話のディティールを盛り込んだりしたよ。アニメで言うところの第1話くらいのボリューム。アマガミで言うところの初日で、龍が如くで言うところの出所くらいのシーンを書きました。
2. 反省点
とっととセールスポイントを出した方がいい
今回は何やかんやで1251作品の応募があり、それをほぼ1か月で審査したとのことです。となると、そんなに読み込む時間が得られないわけでして。とっととセールスポイントを出した方がよさそうですね。
ビジュアルを活かして売り込む
何やかんやで見た目は大事なので、目をひく要素、とりわけビジュアルを活かして企画書をレイアウトしたほう。(表紙デザインも工夫した方がいいかな……?)
どうデザインしたらいいか分からない
今回の企画書はデジタルでもアナログでも審査してもらえましたが、どちらに合わせてデザインしていいかはよく分かりませんでした。アナログに寄せるとページあたりの情報量は絞った方がいいし、デジタルなら逆になる傾向にあります。これが分かればデザイナーのEaiをこき使えたのですが……(とほほ)
3. 開発は続く、完成の日まで
とエラソーに書いてきましたが、今回は落選しました。うーむざんねん。とはいえ開発は続きます。企画書を書く過程で本作について客観的に俯瞰する機会ができたので、悪くはなかったかと思います。(普通は開発する前に企画書を書くんだよなぁ)ステキなゲームの魅力を伝えるのは難しいです。企画書を書いた経験を今後に活かしていきたいですね。
本稿の最後に有料箇所があります。こちらは企画書で没にした「販売予測」の項目と実際に提出した企画書(に少し手を加えた)のDLリンクを付属しました。参考になれば幸いです。売り上げは本作の翻訳に使われます。もし興味が出たら、Steamで公開しているデモをプレイしていただけると嬉しいな。よろしくね。
ではまた!
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