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菊池恵楓園 / 本妙寺 / リデル、ライト両女史記念館

フェリーに乗り込み、払暁、九州・小倉に到着〜
朝まだき、途中の博多で、実物大「ガンダム」立像を仰ぎみて(現代の大仏ですね)、一路、バイクで南へ ・・・目指すは、熊本!
天草への途中・・・熊本市近郊のハンセン病、資料館、史跡、記念館を見学しました。

①【菊池恵楓園 歴史資料館】

国立療養所の付属施設。今年5月、リニューアル・・・某社による、今風のキレイな展示は、複製が多く、事前予約の見学会も、ガイダンス映像のあとは、展示室の自由見学で、今後、プログラムの充実に期待したい。

②【肥後 本妙寺】

1940年、ハンセン病の患者が多く住む集落があり、上記療養所などに、強制収容された。
・・・日蓮宗の古刹で、加藤清正の墓所。住民たちは、療養所に隔離された後も、初代藩主への信仰から、その木像を作り、祈願したという。

本妙寺の門前、左は明治から続く民宿「廣嶋屋」
祈りの対象とした、清正公の木像
(菊池恵楓園 歴史資料館)

③【リデル、ライト両女史記念館】

明治のなかば、上記お寺の参道で、はじめてハンセン病の患者を知り、病院や研究所を作るなど、救済活動に尽力した二人を記念し設立。
・・・こちらは民間(社会福祉法人)によるミュージアム。高齢者福祉施設の立ち並ぶ中に、当時の建築がたたずむ。
さまざまな展示物、資料が、手作りの説明掲示などから、静かに(ときに雄弁に)歴史を物語り、ふたりの意志をいまに伝える。
ボランティアの解説も含め、たいへん充実した記念館、すばらしい!

リデル(右)とライト(左)
記念館は、元々、病院附属の研究室、兼、後にライトの住居

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