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【陰キャラ最高!】藤子不二雄キャラを陰と陽に分けてみたナリ!②~みんなキテレツを目指すナリ!~

前回に引き続き、藤子不二雄先生の作品から陰キャラ、陽キャラを考えていきたい

独断と偏見で選んだ「社交性」カテゴリー分け

前回、上記図表にて、陽キャラと陰キャラを分けた。
道雄以下が陰キャラの定義に当てはまり、コロ助・Q太郎・スネ夫以上が陽キャラだ。

ジャイアンとドロンパの違い。しずちゃんの目


Q太郎とドラえもんとドロンパ
ドロンパというアメリカが生んだ天才オバケに対する無能な大衆からの僻み・妬み


陽キャラの中でも我々陰キャラに牙を剥くDQNである「ジャイアンタイプ」と無害で有益な「ドロンパタイプ」に分かれることについて、まで分析した。
その二つを分かつものは、マズローのモチベーション理論「自己実現の欲求」以上のモチベーションがあるかどうか?という点である。



マズローのモチベーション理論とドロンパ達

上記を見て欲しい。ジャイアンとドロンパを分つラインは欠乏欲求か成長欲求かである。
ドロンパは、全米一のオバケであり文武両道、何でもできるスーパーマン。まさにオバケ界の出木杉である。子供なだけに、Q太郎にライバル心を燃やすなど、精神年齢が幼いところはあるが、周りのオバケよりも人生すべてがうまくいっている。上手くいっているから、演劇などいろんなことにチャレンジしている。

それに対して、ジャイアンは、周りから評価されたい、評価を得る為に暴力行為や迷惑行為を働く。
これを見抜くことで、我々陰キャラはうまく距離を取ったり、取り入って味方にするなどの立ち回りが出来る。そう、しずちゃんのように!

では、陽キャラ全員に、「あなたは、マズローのモチベーション理論のどの辺の欲求で生きているナリか?」と聞くことが出来るだろうか?
どうやって、この区別をつけるかが問題である。

コンプレックスを見抜け!


独断と偏見で分類

アメリカの研究によると、あるコンプレックスを抱く層とコンプレックスが無い層を調べたところ、コンプレックスが無い層の方がはるかに年収が高かったという結果が出たそうだ。
幼い頃から、余計なコンプレックスにエネルギーを使わずに、前向きに努力することで才能が伸びていくらしい。つまりマズローの高次元のモチベーションにつながるのだ。
コンプレックスについては、現代社会においてセンシティブな部分のため、具体的なことには突っ込まず読んだ方の想像にお任せする。※勉三さんのコンプレックスは何だろうか?ちなみに彼は25歳。同年代よりも近所の小学生やロボットと遊ぶ毎日。色々なものを抱えているようだ…。

陽キャラとDQN

さて、上記図表では、コロ助、Q太郎、ジャイアンがDQNとなった。なんとなく順当だろう。Q太郎はドロンパに勝てる要素がほとんど無い、コロ助はケムマキに勝てない(多分)。コロ助に関しては、すぐ武士が云々といって刀を抜く危険人物だ。コイツが一番ヤバい。少し馬鹿にされた程度で、普通に刃物を抜くそのスタイルは、江戸時代以前ならまだしも現代では、DQNを超えて犯罪者である。ただ、武士であるというプライドがありながらも、ケムマキどころか近所の子供にも勝てない。こんな敗北の毎日を経験をしていたら、精神がねじ曲がってしまうのも仕方ないのかもしれない。

右上の陽キャラのカテゴリーにあるドロンパ、ケムマキ、スネちゃまの3名は、問答無用での暴力や意味の無いトラブルを起こすメンバーでは無い。むしろ合理的なため、落ち着いて話し合えば我々の味方になることもあるだろう。そして、絶対に敵に回してはいけない方々でもある。
ちなみに、みんなと仲良くするようにと教わったが、もし、しずちゃんだったら、図表の面々の中で誰と仲良くして、誰と距離をとるか?一目瞭然だろう。
ジャイアンの裏に隠れているキョロ充「安雄とはる夫」を含めて、DQNは仲間にしても無能な場合が多いので気を付けた方がいい。

陰キャラにも二種類

陽キャラが二つに分かれたように、悲しいかな、陰キャラも二つに分かれてしまう。
インテリ、サブカル、アーティスト肌…。それに対して、クラスの三軍、チー牛…。この部分については、陰キャラである私自身、現実を見たくないこと、また陰キャラ同士で仲が悪くなるのも嫌なので、今回は割愛させていただきたい。

ここで、言いたいことは一つ。
陰キャラよ、キテレツを目指せということである。

自己超越の段階にいる”スーパー小学生”

あなたが仕事や勉強をしている理由は何でだろうか?「憧れの大学又は会社に入る為」、「金のため」、「周りから評価されたい」…。これらの動機を考えて、上の図表を読んでほしい。
どうだったろうか?あなたは自己実現以上の欲求を持っているだろうか?
こうした高次元の欲求というものは、入社面接をはじめ言葉では皆簡単に言うけど、本気で続けている方は少ない。人事関連の仕事をした際に、大手企業の管理職でさえ、「競争に勝ちたい」とか「部下に頼られたい」など承認欲求程度のモチベーションしか持っていないことが分かった。

さて、そんな中でキテレツと出木杉は、どうだろうか?
「宇宙がどうたらこうたら、未来が云々かんぬん」、「奇天烈斎様がどうのこうの。江戸の人がどうのこうの」…。
我々の想像できないような壮大な目標を立てて、有象無象の大衆が理解出来ない動機、モチベーションで生きているのだ。
陽キャラ、陰キャラどうこうの前に、この2人は別格である。

陰キャラの方が、高い次元のモチベーションを得ることが出来る?

キテレツと出木杉は別格だ。しかし、気づいてほしい。
コロ助やQ太郎などの陽キャラグループに対して、陰キャラのグループには、とんでもない面々がいることに…。

陰キャラの面々(大体「まんが道」のキャラ)

(上記図表の)陰キャラには、道雄(藤子不二雄A先生)才野(藤子不二雄F先生)がいる。
陰キャラは、特別な才能を持ちある分野に関しては、努力を惜しまない天才なのだ。
ドロンパやケムマキなど秀才タイプとは違い、突き抜けた情熱からくる才能や努力があるのではないかと思っています。重要なのは、陰キャラであれば道雄のようにコンプレックスがあっても、マズローの高次元のモチベーションを得ることが出来るという点だ。
気弱で病弱、友人である才野の才能に対して強烈なコンプレックスを持つ道雄が、好きなことに努力を惜しまず突き進んで成功する物語「まんが道」から、そうした陰キャラでもコンプレックスがあっても関係ない。好きなことに対して徹底的に没頭することの素晴らしさを学んだ。
陰キャラとは何か?陽キャラとは何か?というイシューからだいぶ逸れてしまったが、夢中になれること信じれるものがある事が、陰キャラの素晴らしさだと思う。
周りに合わせる陽キャラに対して、周りを気にしない点が陰キャラの強みである。

以上、いかがだったろうか?
また、機会があれば、このテーマや藤子不二雄先生の作品について、語っていけたらと思う。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

藤子不二雄の自伝的漫画作品「まんが道」作者 藤子不二雄Ⓐ
漫画家を目指す2人の少年の成長、手塚治虫をはじめとした漫画家達との出会いを描いた長編青春漫画。


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