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Hill Stone od608 カスタマイズ 後編

特定小型原付od608を快適にするためのカスタマイズを行います。後編ではスマホホルダーの取り付けにチャレンジします。od608はハンドルバーに余裕がなく、一般的なハンドルバー取り付け型のスマホホルターが取り付けできません。いろいろ試して、何とか形になったのでご紹介します。


フロントフォーク用クランプバーの取り付け

あれやこれや試していきついたのが、バイクのフロントフォークにフォグランプを取り付ける目的で売られているクランプバーを利用することです。これを電動キックボードのメインフレームバーに取り付けることで、クランプバーを増設しようといものです。

サイズはSとLの2種類ありますが、私はL(32-62mm)を取り付けました。商品を見てわかるとおり、電動キックボードのメインフレームバーに取り付けることができます。

クランプバー取り付けた様子(左端はスマホホルダーのステー)

クランプバーの取り付けは、下すぎるとスマホ画面が見にくいし、上すぎるとハンドルと干渉してスマホホルダーが取り付けられません。私はケーブルがメインフレームバーに入る穴の少し上あたりに取り付けました。ボルトを締め付けるだけなので5分もかからず取り付けできます。

スマホホルダーの取り付け

クランプバーが取り付けできれば、あとは好みのスマホホルダーを設置するだけです。私はクランプバーやフックと同じカエディアの製品を選びました。割と評判のよいスマホホルダーだと思います。

スマホホルダーを取り付けた様子

私はサドルに座って運転するスタイルなので、垂直に近い取り付けにしましたが、立ち乗りする方は水平方向に寝かせた方が見やすいかもしれません。そのあたりはご自身の乗車スタイルに合わせて取り付けてください。

iPhone SE2を取り付け様子

おまけ1 輪行バック

最後におまけとして、od608を収納可能な輪行バックを紹介します。かなり大きいし重たいので、これをもって電車に乗るのは無謀かと思いますが、自動車に乗せるとか、室内で一時的に保管したいとか、バックがあると便利な場面は少なからずあります。しかし、od608が収納できる輪行バックは1種類しかなく、興味のある方は絶版になる前に早めに購入した方がよいかもしれません。

一畳ほど かなり大きなバックです

おまけ2 六角棒レンチ 

od608に限らず、いろいろなものを購入すると組み立て用に六角レンチが付属し、それを使うことが多いと思います。しかし大抵の場合、付属している六角レンチは品質が低かったり長さが短かったりと、使いにくいものが多いです。六角レンチは以外と使う場面の多い工具ですので、しっかりしたものを一つ購入することをオススメします。私は京都機械工具の六角レンチを愛用しています。3千円弱で高い品質の工具が手に入ります。使いにくい工具で苦労するより、良いものを使った方が楽にきれいに組みあがります。

さいごに

全3回にわたって、特定小型原付 od608をご紹介してきました。総じて圧倒的なコスパで、おもちゃとして遊ぶのにとてもよい製品だと思います。通勤用に毎日使うとか、雨の日も乗るとか、そういう使い方なら素直に原付スクーターか電動アシスト自転車を買うべきと思いますが、40代のおやじが週末に楽しむには最適な一台です。

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