天まで届くように/三平和司（大分）

※この記事はsyouhei gouda氏のツイートをきっかけに私が状況証拠を積み上げた憶測が大半ですのでご了承ください。気になる方はブラウザバックしてください。状況証拠の積み上げですが選手へのリスペクトは溢れるほどにしております。※

【画像①は大分トリニータ公式、画像②はJ'sGoalより】
ピッチでは縦横無尽に走り、身を賭してゴールを狙い続けるストライカー
ピッチを離れればエンターテイナー
サポーターからはさんぺ～と呼ばれる人気者
それが大分の三平和司である。
この写真、ゴールを決めたのは46番伊藤涼太郎。
まるで三平がゴールしたかのようである。三平は今年このポーズでゴールを祝福している。

シーズン開幕を前にした2月10日、ウソのような訃報が流れた。
岩のようなフィジカルと鬼神と見紛うような闘志を見せる彼、オフになれば別人のニッコニコの笑顔の彼がそんなはずはない。
フェイクニュースを願うも変わらない事実
J3に降格してしまったとはいえチームを奮い立たせようと鼓舞し、プレーで気持ちで引っ張った紛れもないキャプテンだった。
三平はこの年J1復帰の大きな期待を背負って3年ぶりに大分に戻ってきたエースだった。しかし裏腹にJ3降格争いというチームにエースとして責任を感じずにはいられなかっただろう。
訃報に接し迎えた今シーズン、大方の予想を裏切るシーズンを送っている。三平はエースではなく、ジョーカーとしてゴールを狙い続けている。
訃報に接し、多くの仲間たちは思い出を発した。
三平は体で思いを表している

膝立ちし両手をいっぱいに広げ、祝福を全身で受け止め浮かべる満面のスマイル

届いてるだろ、ドームのこの歓喜の声
オレのゴールじゃないけど…
聞こえないか、仕方ないな。
ちょっと待ってて、次はオレが決めるから。それなら届くだろ
サポーターのみんなも届くように…

最高のエンターテイナー、生粋のストライカー三平和司
共に歓喜を届けよう、天高く

心優しき闘将 ダニエル・シルバ・ドス・サントスへ