いま実験中なこと…
(2022.01.16)
今週もDalatに来ています。
移住生活を始めて1ヶ月ほど経ちますが、環境適応にかかる工数が重くのしかかり、早くも定住生活に憧れ始めている「遊牧民族の落ちこぼれ」です。
# 気温、生活の動線、人間関係などの、あれやこれ
# 人類の進化「移動生活 (狩猟採集)」→「定住生活 (農耕)」に敢えて逆行
さて、巷では「自分の視野を広げる方法」として、「本を読め」「人と話せ」「旅をしろ」と言われています。
今回は、「旅」について考えてみました。
# 最初の2つは分かるけど
# 旅って要る?
Ⅰ. 「旅をしろ」の本質は「一次情報に触れろ」
そもそも「本を読む」「人と話す」は、誰かが経験したことをまた聞きする「二次情報」なので、人と違う着想を持ちにくい。
旅によって「一次情報(実体験)」を得られれば、人とは違うユニークな着想を得る可能性が広がります。
# 二次情報は、誰でも言える
旅の良さは「実体験」かつ「非日常」であること。
「日常」の間に「非日常」を挟み、そのギャップを比較することによって、
今まで「当たり前」になっていた土台から見直すきっかけになります。
「なぜベトナムで生活しているのか」(自分自身にどんな意味があるのか)
「目標数字を達成した先に、どうしたいのか」(数字に何の意味があるのか)
これらの問いに対して、答えを「必ず見つけにいく」というスタンスではなく、「何かあるかも」と張っておくようなイメージ、
水辺に糸を垂らして、とりあえず魚を待ってみるイメージです。
# 緊急度低い
# 後回しになりがち
# 必要ないわけではない(見方によっては1番必要)
Ⅱ. 忙しい生活に、旅を入れられるか
以前から私は、定期的に非日常の旅を混ぜていました。
サラリーマン時代、土日の2日間で旅行していたのですが、やっぱり短いし、何かと限界を感じていました。
気持ちが焦って、各地の観光名所を巡ることに忙しくなってしまうんですね。
そして今、忙しくて旅をする時間がありません。
「旅をしたいけど、時間がない」
その折衷案となったのが、「日常と非日常をごちゃ混ぜにしたら、どうなるのか?」という実験です。
毎月住む場所を変えることによって、「多少の不自由」「非日常」を常に少しずつ取り入れて、新鮮な気づきが生まれやすい環境を設計しています。
何が生まれるのかは、生まれてみてからのお楽しみです。
# 非日常は「心が動く」
# それが1番大事
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