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ガチのド田舎がおもしろかった

今週もQuy Nhơnに滞在しています。
こじんまりとした地方都市ですが、中心地の街並みはとても綺麗で、オススメです。
中心地を抜けると、すぐに山道。よりローカルな場所に足を伸ばせるのが、地方に住んでいる特権でもあります。

先日、とあるド田舎の村に行ってきました。
ド田舎だけに、辿り着くまでがホンマに大変。。。
舗装されていない細い山道を、白煙上げながら、追い越していくトラックに轢かれそうになりながら、進んでいきました。

ようやく山を越え、沿岸まで出ると、そこには小さな小さな村(Hải Nam, Nhơn Hải)。
あまりに小さいので、住民みんな顔見知りのノリ。しかしそこにはカフェがあり、学校もありました。

Ⅰ. ド田舎の人たちの生活

こんな場所で、彼らはどんな生活をしているのだろう。
今まで、どうやって生き延びてきたのだろう。

今はバイクや車があるので、頑張れば外の街に出られますが、昔はほぼ自給自足に近い土地柄だったんだろうな、と想像します。
  # 海には面しているので、漁業が中心だったはず

ただでさえ辺鄙な場所にあって、辿り着くまでに山を越えなければならず、道を作るのも、通るのも一苦労。
外の街を行き来するコストが、めちゃくちゃ高そうです。

Ⅱ. 土地柄と地の利

「ここは行く街」「ここは住む街」という土地の性格は、地形が決めていると言われています。

都市が「行き来がしやすい開けた土地柄(平野、盆地)をベースに、いろんな人が交流を持てたから、結果的に栄えた」ように、
Hải Namの村では「行き来がしにくい」「でも海洋資源がある」という土地柄に合わせて、「自給自足して」「住む街」という生存戦略になったのかな、と。
  # 地政学

土地柄によって、生き残り方も違うし、生活や常識のルールがまるで違っていて、結構面白いです。
個人的に脱資本主義/信頼経済に興味があり、ド田舎の生活は、これらに一歩近づいたスタイルなんだろうな、と思っています。


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