子どもの必死さに勇気をもらった

今週もQuy Nhơnに来ています。
連日の寒波で、こちらも相当寒くなっていますが、「そこに海があれば入ってしまう」のは人間の性。
入った瞬間、冷たすぎて逝ってしまいそうになりましたが、天国スレスレから無事に帰還しました。
　　# 寒中水泳
　　# ただいま

さて、マーケットで買い物をする時、
商品を見ていると店員さんが近寄ってきて、無言のプレッシャーをかけてくること、よくありますよね。
私はそれがストレスになるので、いつも「見てるだけだから」と言って、離れてもらいます。
　　# ほとんどの場合、すぐに離れてもらえます

Ⅰ. 笑顔を崩さない中学生

先日、ナイトマーケットで探し物をしていました。
とある家族経営らしき店で、目当てのモノを見ていると、中学生の男の子（店員）が、満面の笑みで近づいてきました。

「見てるだけだから、大丈夫やで」と言う私に対して、
彼は笑顔を崩すことなく、ずっと私のそばに張りついて離れない。

しかもその間、ずーーーーっと笑顔で、前のめり。
断られてるのに、笑顔を崩さないって、彼はどういう気持ちなんだろう。不思議だなぁ。
　　# 普通は多少動揺する

しまいには、私と商品の間にカットインしてきて、笑顔で「試してみ」と。

すごい本気だし、その割に鬱陶しさがない。
だから「凄い頑張ってんなぁ」と、素直に思いました。

Ⅱ. 彼を応援したくなった

目当てのモノはその店で見つかりましたが、正直他の店と比較したかった。
しかし彼頑張ってるし、応援の意味も込めて、彼にお金を落としてあげようと思い、即決で買うことにしました。
　　# 家族でやってるのだろうか。
　　# 普段どんな生活してるんだろう。

彼の気迫から「本気で生きてる感」が伝わってきて、そのガチ感が結構好きだったりします。
「彼が頑張ってるのだから、自分も頑張ろ」という気持ちになった一幕でした。