地図読み講習・2days

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『カガワハウスへようこそ!!』

温めていた構想を実行するときが来た。

ガイド側からの提案で実現した今回の「地図読み講習・2days」。初日は僕の「秘密基地的喫茶店」、富山県は立山町の「ARE」さんの「外の離れ小屋」で行います。

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こじんまりとした良い雰囲気のログハウスで、お客様のレベル、要望に合わせた完全プライベートな講習で、最短かつ実戦的なスキルの習得を目指します。

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「真北と磁北の違いは?」

「磁北線って必要なの?どう引くの?」

多くの方が抱く疑問質問に、丁寧にお答えします。

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頭を使うと、お腹が空きます。

ここで自信をもってお出しする「AREランチ」!

料理の上手なお店のアツコさんが作ってくれるこの日替わりランチは、食べると自然に元気が出てくるようなお味。ちなみに今日のごはんは「むかごごはん」。大変美味しくいただきました。

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続いて、必殺の「バナナ入り甘酒」のご登場。

実はショウガも効いていて、身体に良いとはこういうこと!って思わされちゃいます。

この後、公園でコンパスの基本的な使い方を実践して、明日に繋げます・・・。


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当ガイドの実践講習は、基本的に登山道を使いません。

登山道が目の前にあると、それは「答えを目の前にして、テスト問題を解く」ようなものだからです。講習生に対し、その場その時は、「なるほど」と思わせられても、残念ながら本当の地図読みスキルが身に付いていないことがほとんどです。

じゃあどこでやるの?

答えは、沢です。

沢といっても、沢登りで行くような靴が濡れるような沢ではなく、かなり小さな沢です。この時は踏み跡がしっかり付いているようなルートを選びましたが、ベストなのは、それすら無いルートでしょう。

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沢の分かれ道に来ました。水量も同じくらい。

さあ、どっちに進むのが正解?

この先も尾根に出るまで、何度も沢は枝分かれし、その分岐点毎でコンパスワークを実践してもらいます。

何度も実地で、必要に迫られてコンパスを使うことで、知らず知らずのうちにコンパスワークが身に付く効果を狙います。

さあ、初日、カガワハウスの机上学習で狙った場所に無事付けたかな?

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今の時代、登山アプリのGPSあるし、地図読み、コンパスワークのスキルなんかいるの?って思われる方も結構いるかもしれません。

しかし、山で機器類を盲信するのは、少々危険です。

例えば谷状地形では、GPS衛星をうまく捉えられず「現在地不明」になることがあります。また、機器である以上バッテリーの心配は常にありますし、単純に故障、アプリの動作不具合の時だってあります。

地図読みのスキルを身に付けておいて、そのうえで登山アプリ等の便利なものを利用するのが理想的ですね。

当ガイドでは、地図読み講習・2days(上級編~地図とコンパスで、尾根の下降をしてみよう(積雪期)~)も準備しております。

来たれ!地図読みが苦手な方!!


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